ジェームズ・ガーフィールド

【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ジェームズ・ガーフィールド
【性別】男性
【身長・体重】183cm・84kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久D+ 敏捷D 魔力E 幸運E 宝具E
【クラス別スキル】
狂化:D+
 筋力と耐久のパラメータをアップさせるが、冷静な思考を長時間続けることが困難になる。
 だが、ガーフィールドは狂化スキルのON/OFFを自ら行うことができ、
 OFF時には合理的な思考もすることが可能。
 ――なお、宝具開帳後は激痛に悶えながら高ランク狂化に匹敵する暴走を見せる。

【固有スキル】
一意専心:C
 ひとつの物事に没頭し超人的な集中力を見せる。
 自身より優れた者を追い抜くために、その人以上に努力をすることを惜しまない。

黄金律:D-
 人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 政財界との癒着によって、金銭で地位を買えるほどの強権を許されているが、
 幸運がランクダウンしている。

カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、合衆国大統領としてはCランクで十分と言える。
 ガーフィールド暗殺犯であるC・J・ギトーは、事件後に合衆国民全体の怨嗟の対象となり、
 二度に渡る暗殺未遂事件が起きたほどである。

【宝具】
『D・S・I(ダブル・スタンダード・イノベーション)』
ランク:E 種別:特攻宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 体内から遂に摘出されなかった、ガーフィールドを襲った凶弾。
 ガーフィールドが成そうとし、後継者たるアーサーによって実現された
 「旧来の膿を吐き出す」と言う行為を、自身の肉体を銃身として行う一発限りの必殺の弾丸。
 肉体というリボルバーを破壊しながら、肉体部位のどこかから発射される銃弾には、
 自身よりも霊格の高いサーヴァントに対する特攻能力が宿り、また確率で即死効果も発生する。
 特攻宝具のため、使用後にガーフィールドは消滅するが、すぐには消滅せず数ターンに渡って激痛に悶えながら現界し続ける。

【解説】
 アメリカ合衆国第二十代大統領。
 オハイオ州オレンジにて5人兄弟の末子として生まれ、貧家であるがゆえに苦学を強いられるが
 その弁舌を活かして、若くして政界・法曹界に進出。
 南北戦争時には地元の義勇軍から参戦して各地を転戦、少将位を得るまでの武功を挙げたが終戦前に退役。
 退役後は再度政界に進出。一時期汚職スキャンダルの容疑者リストにも名を連ねたが政治生命は絶たれることなく、
 1880年の大統領選挙にて共和党から指名を受け、対抗馬たるW・S・ハンコックを破って堅実に当選。

 金権政治の餌食と化していた猟官制によって大統領の地位を得たが、
 大統領就任時にそれらを駆逐することを公約したという若干ダブスタ気味な側面も持っている。
 この制度を利用して、体の良い駒に使ったギトーからは大層怨まれ、就任からわずか四か月でそのギトーに銃撃される。
 一時快復するも、当時の劣悪な手術環境によって衰弱、体内の弾丸も摘出できずに、銃撃から二か月後に死去した。
 ガーフィールドの公約した改革案は、そのほとんどが後継者のC・アーサーによって、ペンドルトン法として完成させられた。
 ちなみに、ギトー自身は「俺はガーフィールドを殺っていない。殺ったのは医者だ」と宣っている。
 ギトーという男は自己承認欲求の強い精神異常者だがこの発言はなかなかどうして正鵠を射ていると言えよう。
 (無論、ガーフィールド暗殺の下手人はこの男以外には有り得ないが)
最終更新:2017年08月13日 07:22