【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】周勃
【性別】男性
【身長・体重】179cm・94kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷E 魔力E 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
【固有スキル】
剛毅朴訥:B
空気を読めないのではなく“読まない”気質。
敵対者からの対精神干渉や交渉話術などの抵抗能力に大幅なプラス補正。
代償として、対マスター間の軋轢を気にしない性質が表面化する。
相性の悪いマスターとの関係はさらに悪化する。
自陣防御:B
味方、ないし味方の陣営を守護する際に発揮される力。
防御限界値以上のダメージ削減を発揮するが、
自分はその対象には含まれない。
また、ランクが高ければ高いほど守護範囲は広がっていく。
パルティアン・ショット:B
遊牧騎馬民族 楼煩の、白兵戦を避ける一撃離脱戦法。
戦闘離脱と、離脱前の一射の命中判定に有利な補正を発生させる。
スキル名こそパルティアの名を冠するが、同様の戦術はほぼすべての騎馬民族が持っている。
劉邦陣営には騎射に優れた楼煩人がいたという逸話から、
半ばこじ付けに近い形で、陣営屈指の強弓射手たる周勃はこのスキルを得た。
【宝具】
『左袒の覚悟(ぎにしたがうもの、われにつづけ)』
ランク:D+ 種別:対軍宝具 レンジ:10 最大捕捉:1000人
衣服の左肩部分をはだけることで周囲を威圧する檄を放つ。
魔術的な抵抗能力を持たない者が檄に宿る強烈な怒気に中てられた場合、
ごく短期間ながら自身の兵として強制徴用することが可能。その際、兵は服の左肩を必ずはだける。
抵抗力のあるサーヴァントなどに使用した場合は、低確率でスタン状態を付与する程度の効果に留まる。
【Weapon】
『無銘・弓矢』
【解説】
前漢時代に高祖・劉邦に仕えた功臣。
沛県で機織業者兼、葬儀屋として働く傍ら、非常時には兵卒として従軍もした。
時期は不明ながら彼も劉邦挙兵時初期段階から付き従い、彼が漢王となってから三秦平定戦などで武官の才を開花させる。
八千余戸を与えられて、絳の地に封じられ、その後の諸侯叛乱鎮圧でも活躍。
寡黙にして剛毅朴訥な気質ゆえに多くの諸将や主君たる劉邦にも信頼を置かれ、
呂后死後に陳平・灌嬰らとともに呂氏を誅滅すると、文帝を擁立して丞相位を得るが短期間で辞職。
陳平没後に再度丞相となるもこれも短期間で辞し、その後叛乱の嫌疑を掛けられて投獄。
先述の剛毅朴訥さ(と言うか口下手さ)と、主君たる文帝が周勃を尊敬しへりくだっていたという複雑な背景から、
周勃の投獄は長引いたが、袁盎の取りなしによって釈放。
その際、獄吏から受けた扱いから「百万の軍を率いたことがあるが、獄吏がここまで強いとは思わなかった」と溢したという。
釈放後は絳に戻り余生を過ごした。武の諡号を奉られた。
最終更新:2017年08月13日 07:24