【元ネタ】アフリカ民話
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】セマイ・マイ
【性別】男
【体高・体重】195cm・133kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷D 魔力E 幸運D 宝具B++
【クラス別スキル】
気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を断つ、隠密行動に適したスキル。
完全に気配を断てば発見することは不可能に近いが、攻撃態勢に移るとランクが大きく低下する。
魔獣となった際に得た“霧の魔術”によってこのランクを誇る。
【固有スキル】
対魔力:B+
魔獣となった際に得た“破魔の咆哮”により、B以下の魔術はキャンセル。
判定に成功すれば、過去に交わされた契約や呪い、既に完了した魔術の効果をも覆す。
カニバリズム:A++
魂喰いによる魔力の供給効率を飛躍的に高める。
魔獣として人間の肉体ごと魂喰いを行うと、成長限界を超えて霊基が再臨されて行く。
【宝具】
『喰らい尽くす獣魔の牙(デヴィル・ハウンド)』
ランク:C~B++ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
褐色の魔犬への変身。精霊に由来する呪い。
アサシンはこの呪いを好意的に捉え、数々の力と魔術を獲得した。
魔獣としての肉体、刀剣よりも鋭い巨大な一本爪、破魔の咆哮、
霧の魔術などを保有するが、「食人による巨大化」が最も強力。
千単位の生きた人間を喰らえば山ほどの大魔獣へと変貌し、
万単位を喰らえば国を滅ぼす大神獣クラスの災厄となり得る。
なお、一度変身をすれば二度と人間の姿に戻れない。
【Weapon】
『打撃棒(ノップケリー)』
人間形態の時に持つ武器。
【解説】
アフリカ・スワジ族に伝わる物語の食人王。
カフィール族のセマイ・マイ王は剛勇と暴虐を誇って広い国土を治めていた。
ある日、セマイは遠い国々も征服する為に兵を集めると、兵達に食人をするように命じ、
従わなかった者は皆殺しにして死体を晒しものにした。
翌朝、セマイの軍はソプソという王の治める町を襲撃したが、ここの住民は不思議な力を持っていて、
セマイ軍は歯が立たず、セマイも逃亡した。
逃げた先でセマイは女精霊から悪行を非難され、巨大な犬に変身させられてしまい、
ついでに、殺されたセマイ兵は精霊に生き返らせてもらった。
セマイは自分の威名が響いてない遠方まで逃げて、別の食人王の飼い犬となり、
食人王の元に(元々は食材として)届けられた異国の美しい王子と幸せに暮らした。
その内、王子の母が王子を探しにやってきたので、セマイは犬の姿になってから身につけた魔法力で
母子を逃がし、逃げた先で共に幸せに暮らし、ハッピーエンド……とはならなかった。
あのソプソ王の国の民の女性と王子が結婚することになり、ソプソの民の不思議な力を嫌ったセマイは
王子と母、女性とその関係者を全て食い殺し、山ほどの大きさになった。
セマイは故国に戻って何故か封印されていた民を救って再び国に君臨した。
この大魔獣の噂を聞いたソプソ王は、精霊から授かった大槍と魔法の薬を活用して大魔獣セマイを倒し、
また食われた人々もセマイの体内から救い出された。
今度こそ全ての力を失ったセマイ・マイは、ただの野良犬となって何処かへ逃げていった。
【コメント】
パラーメータは人間形態のもの。
途中で「あれ、これ改心END?」と思った自分が馬鹿でした。
好きな者は人肉と美少年。適正クラスは槍と暗だが、狂や魔、剣もいけるかもしれない。
最終更新:2017年08月13日 07:36