ルイ=アレクサンドル・ベルティエ

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ルイ=アレクサンドル・ベルティエ
【性別】男性
【身長・体重】168cm・78kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力E 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:C
 正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。

【固有スキル】
軍師の指揮:C-
 軍師・参謀系サーヴァントに与えられるスキル。軍の力を最大限に引き出す。
 Cランクであれば、各所に的確な指示を伝達し、兵士一人一人の力をさらに上昇させる。
 参謀としての側面の方が強いため、自身の能力は上昇しない。
 ――また、一度でも自分より優れた軍略の持ち主の差配を受けると、
 それ以降は著しく精彩を欠いてしまう。

晩熟:A
 女性に対する免疫のなさ、アプローチの下手さ。
 敵・味方を問わず、女性と接する場合にあらゆる不利な補正を受ける。

怯える鵞鳥:EX
 ナポレオンという巨大な人物を参謀(影)として支えた自負からくる、自尊心の強さ・精神の脆弱さ。
 高ランクのカリスマに中てられた場合、自身の能力を通常よりも大幅に上昇させるが、
 その代償に、戦闘終了後に軽度の精神汚染を発症し、軍師の指揮スキルが消失することがある。

【宝具】
『皇帝の指令は疎にして漏らさず(ウン・ドゥーゼン・ドゥ・メッサージュ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:12か所
 昼夜問わず皇帝の命令を正確に送り出したとまで称された、ベルティエ麾下の伝令兵。
 味方の陣に差し向け、到達させることで、“軍師の指揮”スキルによる指示内容を即座に理解させ、
 行動に移させる際の兵の練度を向上させる。
 一度に送り出すことのできる伝令は12騎までとなっており、
 1か所に集中させることで、指示内容の徹底度・練度もさらに上昇する。
 辿り着くことができなければ意味はない宝具だが、伝令兵もまた“軍師の指揮”の影響を受ける。

【Weapon】
『伝令兵』
 『皇帝の指令は疎にして漏らさず』によって召喚される騎兵。
 伝令に特化した兵士のため、戦闘能力は最低限のものしか有していない。
 なお、兵が駆る軍馬をライダーもまた駆ることができる。

『軍刀』

【解説】
 ナポレオンに仕えた元帥の一人。また、彼の参謀長を務めた。
 ヴェルサイユの没落貴族の庶子として生まれ、そのコネで以て王立工兵学校に入学し、
 工兵としてのノウハウを得てアメリカ独立戦争に従軍(戦争末期だったためすぐ帰国したが、帰国後昇進)。
 革命時にはヴェルサイユ国民衛兵の参謀長となるが、王族から懇意にされていたために
 8月10日事件時に軍務から解任される(なお、解任後すぐに軍務には復帰)。
 ナポレオンとはイタリア戦線で出遭い、その参謀長として覇業を支えた。
 長年参謀長だけでなく陸軍大臣の職も兼任。ナポレオンが皇帝となると最初の元帥の一人に任ぜられた。
 その後も半島戦争やオーストリア戦争などの諸戦争にも従軍したが、
 ロシア遠征のころからナポレオンとの意見が食い違い始め、遠ざけられる。
 そのナポレオンが退位に追い込まれると彼を見限り王党派につくが、
 ナポレオンのエルバ島を脱出すると、絶望したのか、その報を受けてからほどなくして、窓から身投げ自殺をした。
 指揮官としての手腕は中の上~上の下というべきだが、参謀としての作戦理解能力の高さは先述のとおりである。
 プライベートでは40代まで未婚(のちにナポレオンの紹介した相手と結婚。三子をもうける)。
 性格も清廉潔白とは言えず、ダヴーとの不仲がもととなった作戦破綻や、
 冷遇した戦術家ジョミニのロシアへの出奔などの失態も招いてしまった。

 なお、“怯える鵞鳥”スキルの正式名称は“英雄の影”
 旗の宝具『小伍長 英雄伝説(エンペラー・フラッグ・ローディ)』も保有している(らしい)が、持ってきていない(本人曰く「怖いから」)
最終更新:2017年08月13日 08:02