【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ラザール・カルノー(大カルノー)
【性別】男性
【身長・体重】170cm・71kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【固有スキル】
カリスマ:C-
軍団を指揮する天性の才能。
国家を運営することはできないが、時として敵対者にも尊敬の念を抱かせる事ができる。
戦略:C+
外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。
徴兵制度や軍需工場の整備、軍制改革を行って総力戦体制を確立した。
総力戦:A
国家総力戦(total war)を組織的に実施した者に与えられるスキル。
自陣営が所有する物品をすべて把握し、また任意でこれを消滅させ、自身の魔力に変換することができる。
ランサーはこのスキルで魔力を補給しながら宝具を乱発し、敵を蹂躙する戦闘スタイルを得意とする。
【宝具】
『槍こそ自由の武器だ(ル・オルガニザトゥール・デ・ラ・ヴィクトワール)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:300人
総力戦体制を構築して革命軍の戦況を好転させた逸話が昇華された宝具。
銃が足りず訓練にも時間がかるので、前時代的な武器を持たせて戦地へ向かわせた兵士も多かったという伝承から、
戦争で倒れた兵士たちの骸が槍を握りしめて次々に突撃する、という形の宝具となっている。
また、この宝具が王政下に生きた者や王者に対してダメージを与えた場合、その数値を2倍にして計上する。
彼が総力戦体制を敷いたことでフランスは諸王国との戦いに勝利したが、
犠牲もまた大きかった……その功罪が現れた宝具とも言える。
【Weapon】
『グレイブ』
革命軍において銃の配備も訓練も間に合わない部隊に用いられた簡易の槍。どちらかと言うと薙刀に近い形状。
「槍こそ自由の武器だ」カルノーはそう唱え、徴兵した兵士にこれを持たせ、最前線に送り込んだ。
銃火器主体の当時の戦争において、この槍が役立ったかは疑わしい。
【解説】
フランス革命期に活躍した軍人にして共和政治家。
『勝利の組織者』の異名を取る。
また、数学者としても功績を残している。
貴族の生まれではなかったが高等教育を受け、技術将校として北部に任官。
しかし王政下では貴族出身ではない彼の才幹が十分に活かされることはなかった。
しかし、フランス革命が勃発した後、妻の縁で立法議会に選出された事で運が開けた。
フランス革命戦争において、カルノーはその軍才で頭角を現し、各地で活躍。
さらに中央に舞い戻った後は統制を欠いていた戦争計画を一新し、1日16時間以上を執務にあてて国家総力戦体制を確立する。
この大功に加えて戦術面でも多くの武功を挙げていた事から、カルノーは『勝利の組織者』と讃えられるようになり、不朽の名声を獲得した。
ロベスピエール派と対立する一幕もあったが、テルミドールのクーデターでロベスピエール派が除かれた事で事なきを得る。
しかし、共和主義ではあったものの政治思想が穏健で王党派との和解を模索していたカルノーは、
やがて王党派と内通していた嫌疑をかけられ、ニュルンベルクへの亡命を余儀なくされた。
その後、ナポレオンがフランス統領政府の第一統領となると、恩赦によってフランスへと舞い戻るが、
大きすぎる名声を疎まれたのか、実権があまりない名誉職だけをあてがわれる。
ナポレオンが帝政に意欲を示すと、これに猛烈に反対するが、政治力のないカルノーはフランスの帝政化を防ぐことはできなかった。
以後は議員としての職務の傍ら、数学的な研究や著作に没頭していたが、1814年に対仏大同盟軍がフランス本土へ迫ると将軍職に復帰。
終戦までアントワープを死守し、その軍才が衰えていない事を見せつけたが、ナポレオンは敗れ、フランス王家による王政復古が成立する。
カルノーは王政復古下のフランスで国王ルイ十八世に立憲政府の樹立を訴えたが黙殺され、
ナポレオンの百日天下に身を投じる。
しかしナポレオンはカルノーの長期戦案を蹴って短期決戦を企図した結果、大敗。
敗北後に再び訪れた王政体制にカルノーの居場所はなく、フランスを追放された末にドイツで死去した。
最終更新:2017年08月13日 08:07