【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ジャン=マチュー・フィリベール・セリュリエ
【性別】男性
【身長・体重】163cm・60kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【固有スキル】
勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
兵卒の
カリスマ:A
カリスマを限定的にしたスキル。
指揮能力にこそ寄与しないが、上官から「信用」を、部下からは「信頼」を得ることに特化している。
元帥ではあるが、将軍と言うより佐官に近い在り方を如実に表すカリスマである。
旧態の傑物:B
唾棄されるべき旧態依然の中にあって、ひと際輝く高潔さ。数少ない美点。
革新、
星の開拓者といった旧態打破に関連するスキルを無効化する。
【宝具】
『巴里、武勲たる旗は燃えているか(ラ・レーリザション・ブリュ=ティ=リ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:4~10 最大捕捉:1000人
パリ陥落時に廃兵院の中庭で焼き払った数多の敵軍旗。
発現と同時に旗には火が点り、敵にぶつけることで小規模の爆発と士気低下をもたらす。
「壊れた幻想」に類似する特性を有する宝具ではあるが、
旗の合計本数は1417本で、それらすべてを焼き払わない限り宝具は消失しない。
(逆に言えば、旗1本の爆発力は非常に微々たるものといえる)。
【解説】
ナポレオンに仕えた元帥の一人。
ケレルマンに次ぐ高齢元帥であり、ナポレオン麾下の武将にあって数少ない七年戦争従軍歴を持つ軍人。
故郷のランでの民兵組織の下士官として軍歴をスタートさせ、七年戦争時に負傷。
革命時に王党派に属する師団長となり、敗北し捕虜となるもバラスによって赦免される。
その後のイタリア戦線での勇戦がナポレオンの目に留まるとマントヴァ包囲戦などで活躍。
エジプト遠征には参加せず、引き続きイタリアに駐屯し、一定の活躍を収めるも、一時的の虜囚となった。
捕虜から解放されたのち、フランスに帰国して予備役に編入され、元老院議員に任命。
その後も廃兵院総監や名誉元帥、帝国伯爵などの(名誉職的な要素の強い)地位を得るが、高齢ゆえに戦場に出ることはなかった。
1814年のパリ陥落時には、ルイ14世時代からの武功である敵軍から奪った軍旗を廃兵院の中庭で焼き捨てた。
その後はルイ18世支持に鞍替え、百日天下時にはナポレオンを支持しつつも距離を取り、
それ以降はネイ裁判での死刑賛成票を投じることを除いて、軍事・政治に関わることはなく、1819年に死去。
最終更新:2017年08月13日 08:11