【元ネタ】三国志
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】荀攸 公達
【性別】男性
【身長・体重】180cm・69kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具C+
【クラス別スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
【固有スキル】
軍師の忠言:A
軍師系サーヴァントに与えられるスキル。
状況を把握、分析することにより味方側に正しい助言を与えることができる。
ランクが上がれば上がるほどその助言の正しい確率は向上し、Aランクであれば不測の事態がなければ100%的中する。
軍師の指揮:B+
軍師系サーヴァントに与えられるスキル。自己を含めた軍としての力を最大限に引き出す。
B+ランクであれば、倍する敵にも臆さない強兵に等しい力を持つ。
無力の殻:C
必要とあらば自らの英知を隠し、愚鈍を装う。
このスキルの発動中は他の固有スキルや宝具が発動せず、能力値も落ち込み、サーヴァントとして感知されにくくなる。
【宝具】
『奇策十二編(きさく、よにのこらず)』
ランク:C+ 種別:対人~対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
荀攸が打ち立て、友人の鍾繇が編纂せんとするも果たせず、後世に伝わらなかった奇策十二編が昇華された宝具。
状況を荀攸の奇策によって変化させ、さらにそれが“如何なる奇策だったか”という記憶を奪い取る、という二つの効果を持つ。
自分以外が行う何らかの判定後に割り込んで発動することができる。
判定前に状況を巻き戻し、その成功率に±25の範囲で補正をかけて再度判定を行わせる。
連続使用も可能だが、この宝具には残数があり、合計で十二回までしか発動できない。
【解説】
後漢末期、三国時代において曹操軍の筆頭軍師。
『王佐の才』こと荀彧の年嵩の甥であり、特に戦術面で曹操軍に貢献した。
はじめ、献帝を傀儡に暴政を敷く董卓を除かんと仲間たちと共に暗殺計画を練るが、実行前に発覚し、投獄される。
だが、処刑される前に董卓が王允らによって殺害されたため開放され、
しばらく荊州に留まった後、曹操の招きに応じて彼の軍師となった。
以後、荀攸は曹操の出陣に同道し、戦況の洞察と策謀を以って貢献する。
張繍征伐では兵糧供給を断つ策を進言、呂布との戦いでは速攻を進言して曹操軍を勝利へと導いた。
官渡の戦いでは策略を以って袁紹軍の猛将である顔良・文醜を討死させるのみならず
袁紹の重臣、許攸が寝返って提供した機密情報を罠ではないかと疑う曹操に対し、賈詡と共に疑うべきではないと進言し、
官渡の戦いの勝利を決定づけるという大功を挙げている。
以後も多くの戦いで曹操の軍勢に同道して功績を挙げ、
ついには荀彧に変わる曹操の腹心格としての地位を獲得し、魏の成立を手助けするようになる。
荀彧と異なり忠誠を貫いた荀攸は、曹操に終生信頼され
「荀攸は一見愚鈍に見えても、内側には英知を有し、臆病に見えて勇敢であり、善をひけらかさず、面倒な事を人に押し付けない。
その英知には近づけるけど、愚鈍さには近づけない。顔回や甯武子でも荀攸以上ではないだろう」と高く評価された。
演義で描かれる最期は、曹操が魏王になろうとするのに反対して疎まれ、苦悶の内に病死するというものだが、
正史ではその二年前にすでに死去している。
最終更新:2017年08月13日 08:16