【元ネタ】エンゲルハルト
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】エンゲルハルト
【性別】男性
【身長・体重】180cm・73kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運A+ 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
話術:D
言論によって人の思考を誘導する技術。
交渉や討論、和解、同盟の締結などの判定に有利な補正を得る。
【宝具】
『無二にして最愛の友(ディエテリヒ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
セイバーが自分の危機を察した時に、友ディエテリヒを召喚し、自らの身代わりとする。
ディエテリヒはこの身代わりを拒否することが出来るが、基本的にセイバーの頼みを断ることがない。
ディエテリヒはセイバーと同等以上の戦闘力を誇り、またディエテリヒが消滅したとしても
セイバー自身は問題なく活動出来る。
この宝具の特性により、セイバーには自分と友の二人分の魔力消費が常にかかるが、
そもそもセイバー自身が平均的な英霊の霊格の半分にも満たないので特にデメリットはない。
【解説】
13世紀のドイツ詩人コンラートによる騎士物語「エンゲルハルト」の主人公。
ブルグントの無官貴族の子エンゲルハルトは、自分の封土を手に入れる為に
デンマークのフルオテ王に使えるようと旅立った。
道中、ディエテリヒという自分と瓜二つの友を得て目的通りフルオテ王に仕え始めた。
二人はあらゆる技能に秀でて名声を高め、姫君エンゲルトルートも想いを寄せる様になり、
姫は自分と名前の似ているエンゲルハルトを内心で選んだ。
ディエテリヒは故郷の領土を継ぐ為にエンゲルハルトと別れ、一方姫は想いを明かして
エンゲルハルトと両想いになった。
叙任を得て騎士となったエンゲルハルトはある日姫と密通するが、エンゲルハルトを嫌う
王の甥リトシエルにこれを知られてしまい、王に訴えられる。
しかしエンゲルハルトはこれをすっとぼけたので、リトシエルとの決闘で罪の有無を決することになった。
本当は有罪であるエンゲルハルトは、ディエテリヒに身代わりを頼み、
これを快諾したディエテリヒはリトシエルの片腕を切り落として勝利した。
このおかげでエンゲルハルトは無罪となって、後に姫を娶り、王となった。
しかしその後、ディエテリヒは全身をライ病に病に冒され、助かる為にはエンゲルハルトの
二人の子の血を浴びる必要があるという天使のお告げを授かる。
これを知ったエンゲルハルトは悩んだが、子より友を優先した。
しかし奇跡により二人の子は生き返り、友の病気も快癒され、物語は終わる。
なお、真実の訴えをした筈のリトシエルは不誠実な卑怯者と一生嘲りを受けることになった。
【コメント】
読んでて開いた口がしばらく塞がらなかった。リトシエルさんかわいそう。
鯖化するほどの物語でもないのだが、個人的に衝撃だったので作成。
適正クラスはセイバーとライダー。
最終更新:2017年11月05日 17:33