エドゥアール・モルティエ

【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】エドゥアール・モルティエ
【性別】男性
【身長・体重】195cm・100kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
カリスマ:D
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。

怯懦:C-
 勇猛さで名を馳せながら、最終的にナポレオンから痛罵を受けるまで臆病になった性質。
 劣勢の戦闘や危機的局面において、高い確率で軽度のパニック状態を発症し、
 その知略に陰りを発生させる。
 ――逆に言えば、そのような状態になるまでは“勇猛”として機能する。

自己改造:C
 自身の肉体に、まったく別の部品を付属・融合させる適性。
 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
 (やや批判の意味合いが強い)“迫撃砲”という異名が、自身の肉体に組み込まれている。

【宝具】
『火砲となれ、我が意気地(モルティア・コート・ポーティ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~4 最大捕捉:1人
 アーチャーの肉体に組み込まれた迫撃砲のパーツ。
 腕や胴体など自在に展開場所を選択でき、魔力で砲弾を形成して発射する(反動は下半身から地面へと逃げる)。
 真名解放によって体内の砲身パーツを一か所に集約して大砲を形成、高威力を誇る砲撃を繰り出す。
 弾道・貫通力などを含め、明らかに迫撃砲とは仕組みが違うが、気にしてはいけない。
 なお、ポール・ティボー将軍の評どおり、迫撃砲の射程距離はかなり短い。

【解説】
 ナポレオンに仕えた元帥の一人。
 北仏カンブレーに生まれ、1791年に軍隊入りし、革命戦争時代は主にオランダ~スイス方面で
 ピシュグリュ、モロー、マッセナなどの麾下で活躍。
 1804年に元帥杖を受け、1805年にウルム会戦後のデュルンシュタイン会戦ではクトゥーゾフが指揮するロシア軍に勝利。
 その後はフリートラントや半島戦争などの諸戦争にも従軍。
 1810年代ごろに親衛隊指揮官になるが軍指揮官としての精彩は欠き、スペイン戦線やロシア遠征などで失態を演じる。
 百日天下が始まるとナポレオンを支持するが、病気を理由に指揮には関与せず。
 ワーテルロー以後は失職したが1819年に復帰。
 以降はサンクトペテルブルク大使、首相など、文官的な高位役職に就くが、
 首相任期中にルイ・フィリップを狙った簡易爆弾のテロによって落命。随伴していた議員10数人も命を落とした。
 ブリューンと並び、身長がデカいことで知られる。それも正確な数字が記録されている。
 だが、それ以外は極めて地味。武功がないわけではないが負け戦ばかりをクローズアップされており、
 ナポレオンも彼の用兵能力を「低レベル」と辛辣に評している。

 武功が大したことないせいで、コブラともアイアンマンともシュトロハイムとも知れないサイボーグと化している。
 なお、自分の死因などを宝具にできるほど面の皮は厚くないので、サイボーグ化には地味にショックを受けている模様。
 ちなみに「巨大な迫撃砲。ただし射程は短い」というティボーの評の意味は「能力が限定的で、多様な才能はない」ということらしい。
最終更新:2017年11月05日 17:36