【元ネタ】後漢書 三国志
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】劉協(献帝)
【性別】男性
【身長・体重】155cm・43kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
【固有スキル】
皇帝特権:C
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、
カリスマ、軍略、等。
禅譲:A
自らが持つ皇帝特権スキルを他者に譲り渡す事を可能とするスキル。
譲り渡した皇帝特権のランクは相手の才覚によって上下するが、禅譲スキルのランクが上限となる。
なお、劉協は禅譲がトラウマになっているため、滅多なことでは使用しない。
自己保存:B
自身はまるで戦闘力がない代わりに、マスターが無事な限りは殆どの危機から逃れることができる。
【宝具】
『討奸密勅(かんぞく、うつべし)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
曹操暗殺を計った密勅が宝具として昇華されたもの。
標的を選定後、2日間のチャージ期間を経て発動。
天帝の代理人たる皇帝の勅令は、天地万人が標的の命を狙う呪いとなる。
ただし、宝具の発動前にチャージを標的に悟られたり、チャージ中に標的が効果範囲(レンジ)から離れた場合、この宝具は消滅してしまう。
対象の近辺で2日もかけて宝具を準備しなければならず、なおかつそれが発覚してはならない、使い方の難しい宝具。
【解説】
後漢最後の皇帝。字は伯和。
霊帝の次子であったが董卓によって皇帝に擁立され、様々な人物に利用される年月を過ごし、最終的に曹操の下に行き着く。
曹操の専横に業を煮やし、その暗殺を図るも事前に発覚。以後は完全に曹家の傀儡となった。
母が毒殺され、祖母董太后に養育される。
大将軍の何進が暗殺された事に端を発する動乱では、はじめ宦官勢力の庇護下に置かれたが、
程なく宦官勢力は壊滅し、董卓にその身を預けることとなる。
董卓は正統な後継者である劉弁が愚鈍であるという理由で、劉協を皇帝として擁立し、
自身はこれを傀儡として政権を握るも、反董卓連合軍との戦いで疲弊した末、王允の策によって腹心の呂布に暗殺された。
以後、動乱の中で王允、李?、郭汜といった者達に祀り上げられるが、
彼らは益々動乱を広げるばかりで、後漢王朝は疲弊し続けた。
やがて曹操の庇護下に入ったのを転機に天下はやや安定へと傾き始めるが、
劉協が傀儡の皇帝であるのは変わらなかった。
この状況を解決すべく劉協は董承らと共に曹操の暗殺を計画するが、実行前に発覚。
董承らは尽く誅殺され、劉協は完全に孤立状態に陥った。
かくして影響力を失った劉協は、完全に曹家の操り人形へと堕ち、
曹操の没後、曹丕の代になって禅譲(帝位を譲り渡す事)を余儀なくされた。
劉協は無念のあまり玉璽を放り投げ涙を流したという。
最終更新:2017年11月05日 17:51