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アレクサンドル一世

【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】アレクサンドル一世
【性別】男性
【身長・体重】171cm・80kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運A+ 宝具A
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

洗礼詠唱:C
 教会流に形式を変化させた魔術。霊体に対して絶大な効果を及ぼす。

万欺の人格:A+
 開明的でもあり旧態依然でもある、自己矛盾すら孕む特異極まる精神構造。
 個人の人格由来のスキルのランクを、このスキルと同等ランクまで調節できる。
 これほど高ランクでの保有となると、宝具によって得られる人格由来のスキルにも効果は波及する。

【宝具】
『英雄回帰・祖国戦争(プロブズディーニャ・ツァーリズム)』
ランク:E~A++ 種別:対人(自身)、対国宝具 レンジ:- 最大捕捉:不明
 祖国戦争の逸話と、自身が抱える“英雄願望”をミックスした宝具。
 自身の脳に過去に知覚した英雄の能力を投影し、思考中枢を変質させ、複数同時運用する。
 英霊に昇華し得ない者も含め、生前従えていた多くの臣下の人格、またそれに由来する能力を再現できる。
 この宝具は【12】の数値を持ち、クトゥーゾフ、ミロラドヴィチに【7】、バグラチオン兄、ヴィトゲンシュテイン、バルクライに【6】、
 ランジュロン、ベニグセン、ラエフスキーに【5】、トルストイ、ドフトゥローフ、カメンスキー兄弟、バグラチオン弟に【4】、
 その他の武官の再現には【3】の数値を消費する。
 英雄願望の結晶であり、祖国戦争の具現でもあるため、文官系の英雄や、モローなど祖国戦争後の英雄・同盟者の投影再現は不可能。

 この宝具の真の能力として、【12】すべてを消費して「冬将軍」という擬人化された現象さえも自身に投影再現可能。
 「冬将軍」化することで、魔力も大幅に消費するが、対国宝具級のエネルギーを瞬間的に身に纏い、周囲を蹂躙することができる。

【解説】
 ナポレオン戦争においてナポレオンと干戈を交えたロマノフ朝第10代ロシア皇帝。
 生まれてすぐに両親から引き離され、祖母エカチェリーナ女帝より英才教育を施された、
 結果として彼は、不仲であった祖母と父パーヴェル大公との間をうまく立ち回る狡猾で冷笑的な性格に育つ。
 のちにこの性格は根っからの共和主義者である家庭教師ラ・アルプからの薫陶によっていっそう補強され、
 中途半端な自由・理想・共和主義思想をその精神に根付かせることとなったが、
 同時にツァーリの何たるかをも叩きこまれていたため、彼の性格は絡まった糸の様に複雑怪奇に変化してゆく。
 エカチェリーナ女帝、そしてその後に皇帝となった父パーヴェルが貴族の不興を買って暗殺されると、
 弱冠23歳で皇帝の座につき、当初は若く開明的な貴族らとともに、自由主義的な改革を敢行する。
 ナポレオンに対しては当初はラ・アルプの影響で尊敬をしていたが、アンギャン公処刑やその後の皇帝即位によって、
 独裁者へと変貌する兆しを見抜くと、彼に恐怖し、また激しく敵視するようになる。
 国内の反対勢力を抑え込みつつ包囲網を構築しようとするが、アウステルリッツ三帝会戦では敗戦(自身を赤子、ナポレオンを巨人に例えた)。
 その後も敗戦を重ねてティルジット条約を結ばざるを得なくなり、彼は数年、誠実な同盟者として振る舞うこととなる。
 条約は妹であるエカテリーナが嫁いだオルデンブルクへの進駐等の理由から数年で断絶。
 実に六十万人強を動員したフランス軍の侵攻を受けるも、モスクワすら巻き込んだ全力の焦土作戦でこれを撃退。
 勢いを得たアレクサンドルは対仏大同盟を復活させフランス軍を大破。その後のナポレオンの失墜に乗じてパリへの入城も果たした。
 ヨーロッパの救済者を自称してウィーン会議に臨み、「神聖同盟」構想を発表するも、空想的・偽善的な構想は他国の冷笑の的となる。
 その後の暗殺計画露見も相まって、彼はこののち急速に政治への関心を失い、治世当初とは真逆の反動主義に転換。
 信仰に対しても強い関心を示しだした矢先、肺炎に罹患した皇后の療養先でチフスによって病死。
 この急で不可解な死はデカブリストの乱の原因となり、乱ののち、帝国は急速に反動主義に染まることとなる。
 また、彼の死を信じられない国民は、同時期に現れた修道僧フョードル・クジミッチこそ世俗に遁れたアレクサンドル帝とする伝説を作り出した。
 この伝説は主流派でこそないが、完全に荒唐無稽とは言い切れない証拠がある(墓に遺体がない、「極秘に退位する」と親しい友人に漏らしていたなど)。

 アサシンのくせに巨大ロボットに乗る(なる)。ちなみにクジミッチも消費数【12】で再現可能。
 その際、スキル“無力の殻”を獲得する。
最終更新:2017年11月30日 22:22