ポーランド王国における国王に次ぐ軍事権限を持つ司令官職。言わばポーランド王国大元帥
戦時は常備軍と召集軍を統率し、平時は首都にて政治への干渉と遠征計画の立案などを行う。
大ヘトマンの下には、元帥に相当する王冠領野戦ヘトマンという役職も存在する。
また同君連合たるリトアニアにも大ヘトマン、野戦ヘトマン階級は存在し、合同軍事作戦を行う際は王冠領大ヘトマンの麾下に入る。
- ミコワイ・カミェニェツキ (最初の大ヘトマン。ヴラフ人、クリミア人との戦いで活躍)
- ミコワイ・フィルレイ
一年空席
- ヤン・タルノフスキ (自著にて横列射撃について言及しており、マウリッツ以前の考案者とする説がある)
- ミコワイ・シェニャフスキ
- イェジ・ヤズウォヴィエツキ
- ミコワイ・ミェレツ (ザモイスキの権限拡大に伴い、存命中にヘトマンを退任した初の人物)
- ヤン・ザモイスキ (前任ヘトマン存命中に就任した初のヘトマン。文官としての功績も大きく、若くして首相などを歴任した)
八年空席
十二年空席
- スタニスワフ・コニェツポルスキ (かのグスタフ二世アドルフに数多くの黒星をつけた名将)
- ミコワイ・ポトツキ
三年空席
- スタニスワフ・レヴェラ・ポトツキ
- ヤン・ソビェスキ (後にポーランド王となり、第二次ウィーン包囲でオスマン帝国を破り英雄として名を馳せる)
二年空席
一年空席
- スタニスワフ・ヤン・ヤブウォノフスキ
- フェリクス・カジミェシュ・ポトツキ
- ヒェロニム・アウグスティン・ルボミルスキ
- アダム・ミコワイ・シェニャフスキ
- スタニスワフ・マテウシュ・ジェヴスキ
七年空席
一年空席
- ヤン・クレメンス・ブラニツキ
- ヴァツワフ・ピョトル・ジェヴスキ
- フランチシェク・クサヴェリ・ブラニツキ (タルゴヴィツァ連盟の指導者の一人で、コシチュシュコ蜂起の際に死刑を宣告されるが亡命し、難を逃れる)
- ピョトル・オジャロフスキ (最後の大ヘトマン。タルゴヴィッツァ連盟のメンバーの一人で、死刑を逃れたブラニツキと違いワルシャワで絞首刑となった)
最終更新:2017年12月14日 21:45