【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】グナエウス・ポンペイウス・マグヌス
【性別】男性
【身長・体重】165cm・58kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運A- 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
【固有スキル】
嵐の航海者:A+
船と認識されるものを駆る才能。
集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、
カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
麗しの風貌:C
性別を特定し難い美しさを(姿形ではなく)雰囲気で有している。
男性にも女性にも交渉時の判定にプラス補正。
また、特定の性別を対象とした効果を無視する。
ユニコーンを捕らえて見世物とした逸話に由来。乙女と見紛う雰囲気の持ち主故にユニコーンは捕われたのだ。多分。
耐毒:A
ユニコーンの角の力により、あらゆる毒を無効化する。
同時に周囲の毒も癒やし、体力を回復する。
【宝具】
『聖幻の一角獣(モノケロス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~10 最大捕捉:1人
ローマに連れてきて見世物としたユニコーン。
主にAランク相当の耐毒スキルを与える他、その姿形は様々な伝承で語られる通りに変化可能。
さらに戦闘においては“どんなものでも貫ける角”によって象をも殺しうるという。
単純な生物であり騙されやすい為、人間に破れる事もしばしばだが、優れた騎乗者が操る事で頭脳面が補われ、神獣にも劣らぬ戦闘力を発揮しうる。
尤もユニコーンは乙女にしか従わない、というが……
『艦隊、十三海域を渡る(レックス・ガビニア)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~60 最大捕捉:600人
海賊討伐の折、ポンペイウスが自ら遊軍として率いた60隻の軍船・兵団を召喚し、攻撃を仕掛ける。
400の海賊船の拿捕や、捕らえた海賊を移住させて大都市『ポンペイオポリス』を築いた逸話から、
戦闘に勝利した場合、対象が抱える魔力(魔力を持たない場合、生命力)を死なない程度に吸収し、魔力として貯蔵する力を持つ。
この蓄えた魔力を消費することで、艦隊を空間転移させる事が可能。
『原初の複合劇場(テアトルム・ポンペイウム)』
ランク:EX 種別:対陣宝具 レンジ:30、60、90 最大捕捉:1000人
生前、彼が建設させた、ローマ初の恒久劇場。
全てのローマ劇場の原典であり、コロッセオなどの円形闘技場(アンフィテアトルム)に与えた影響も大きい。
あらゆるローマ劇場の原型となったという逸話から、後世のあらゆるローマ劇場(闘技場含む)を魔力によって再現する力を持つ。
【解説】
共和制ローマの名将。
英雄カエサルのライバルとして知られる。
早くから軍才で頭角を現し、スッラ配下の俊英として名を馳せる。
その卓越した戦功により「インペラトル」「マグヌス」などと呼ばれた他、史上最年少の25歳での凱旋式も挙行している。
スッラの没後も活躍し、セルトリウスの反乱の鎮圧、スパルタクスの反乱の鎮圧、
地中海の海賊征討、小アジア・オリエント遠征など、ローマ史上空前の軍功を挙げ、群を抜く人気を誇るようになる。
統治者としても優れており公平な統治を行い支持基盤を固めた、とも。
やがてカエサルの娘ユリアと結婚し、カエサル、クラッススらとともに三頭政治を敷いてローマ政治を主導するが、
ユリアの死や三頭政治の一角クラッススの戦死によって三頭政治体制は崩壊。
元老院がカエサルの対抗馬としてポンペイウスを取り込むに及んで、両雄の敵対関係は決定的なものとなった。
対立は内戦へと発展し、ポンペイウスとカエサルという時代の名将は戦火を交える事となる。
最初のデュラキウムの戦いはポンペイウスの完勝に終わったが、カエサルの負けっぷりに罠を疑い、追撃の手を緩めた事が、後の敗因となる。
というのも、続くファルサルスの戦いにおいては、前の戦での大勝が災いして元老院派の殆どが慢心してしまったのである。
ポンペイウスはカエサルを侮らず持久戦略を取ろうとするも、元老院派の諸将に足を引っ張られる形で決戦に臨み、生涯初の敗北を喫する。
この敗北が致命傷となり、ポンペイウスは逃げ込んだ先のエジプトで暗殺された。
最終更新:2020年03月22日 20:26