ルーン・ウーマン

【元ネタ】北米神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】黒桐鮮花
【真名】ルーン・ウーマン
【性別】女性
【身長・体重】145cm・45kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:EX
 見た目は無垢な恋する少女だが、その根底には
 自身に近しい者との血の交わりを渇望する歪んだ欲望が渦巻いている。
 生前想いを遂げられず、それどころか想い人である兄を家族もろとも焼き殺してしまった彼女の情欲は暴走しており
 少しでも兄に近い男性を見ると見境なく肉体的同化を求める。

【固有スキル】
魔力放出(炎):C+
 溢れる情愛の念を炎に変えて放つ。

多淫:A
 愛する者との肉体的交わりを強く求める情欲。
 体液交換による魔力供給の効率が大幅にアップする。
 また相手が自分の求める兄に近い血筋であるかを本能的に嗅ぎ分ける。

【宝具】
『天にも昇れ、この情愛(ルーンズ・ネック・バンド)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:30人
 バーサーカーが兄とともに家族を焼き尽くした大火。
 彼女が現世で見つけた「兄(に近しいもの)」に対して放たれる最高潮の魔力放出
 火力もさることながら特筆すべきはその追尾性と持続性で、対象が自分を受け入れてくれるか、
 さもなくば焼け死ぬまで決して消えることなくどこまでも追いかける。他の巻き添えは何人焼け死のうとも炎は消えない。
 生物を焼き殺した場合は必ず遺骸がその場に残り、バーサーカーはその心臓を回収し身につけることで自身のステータスをアップできる。

【Weapon】
なし

【解説】
北カリフォルニアに伝わる神話の登場人物。名前の意味は「アビ鳥女」「売春婦」など。
ある日彼女は水面に長い髪が浮かんでいるのを見つけ、魅入られてしまう。
彼女はその持ち主を探し、その髪と10人の兄弟たちの髪とを比べ、それが一番上の兄のものだとつきとめる。
たちまち兄に恋してしまった彼女は野営の最中に兄との同衾を試みたが、
この行為を恐ろしく思った兄は腐った木を身代わりにして逃れ、
家に急いで帰り家族に籠に入って天空に逃げるように言う。
目を覚ました妹は籠が天に舞い上がるのを見ると、家に火を放ってしまう。
その時運悪く居合わせたコヨーテが籠を覗き込んだせいで籠はまっ逆さまに落ち、
炎に巻かれて家族は全員死んでしまった。
妹は家族たちの焼けただれた心臓を首飾りとして身につけたという。

北米版きよひー。しかも妹属性で近親相姦願望ありのヨスガ系サーヴァント。良家の子女でもないので貞淑さも無し。
「兄に近いもの」の条件は北米民族の血筋になるべく近いこと。あとロン毛もポイント。
「お兄様」に少しでも近い血の男性を見つけると激しく求愛し、受け入れてくれなければ焼き殺してその心臓を慰めに持っていく。
日本やルーマニアならまだおとなしいがスノーフィールドなんかで呼んでしまえば手がつけられないだろう。
最終更新:2020年03月22日 20:26