【元ネタ】三国志 三国志演義 民間伝承(元代の戯曲)
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】趙雲 子龍
【性別】男性
【身長・体重】184cm・80kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操れる。
【保有スキル】
沈着冷静:A
如何なる状況にあっても混乱せず、己の感情を殺して冷静に周囲を観察し、最適の戦術を導いてみせる。
精神系への効果に対してプラス補正が与えられる。特に混乱や焦燥といった状態に対しては高い耐性を有し、
たとえ百万の軍勢を単身で相手取ることになろうとも趙雲は決して惑わない。
心眼(偽):B
直感・第六感による危険回避。
全ての戦場で傷一つ負わなかったとする民間伝承が残る。
仕切り直し:A
戦闘から離脱する能力。
不利になった戦闘を初期状態へと戻す。
七探蛇盤槍:-
対人魔槍。最大補足:1人。
童淵から学んだ百鳥朝凰槍から趙雲自身が編み出した絶技。
えぐり込むように回転させると同時に時空が歪み、ワームホールの入り口を形成。
任意の地点にワームホールの出口を形成し、そこから槍の穂先を突き出す。
これを七回繰り返し、いながらにして四方八方から対象を突き殺す技。
ただし槍の間合いの外にワームホールを形成することは出来ない。
【宝具】
『青釭剣(ひかり、くろがねをたつ)』
ランク:B- 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
「青白い光をはなつ灯」を意味する名を持ち、鉄を泥のように断ったという剣……なのだが通常時は柄しかない。
その正体はアーク放電を応用したプラズマ切断を可能とする中華ガジェット。
取り込んだ空気をプラズマ化した上で放出。擬似刀身となし、数万℃にも達する熱量で対象を溶断する。
『涯角槍(やり、ならぶものなし)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~5 最大捕捉:1人
長さ九尺(約3メートル)ともいう大槍。銘は「生涯に敵う者なし」の意。
この槍の間合の範囲内において、敵対する対象が趙雲よりも能力的に格上の場合、趙雲と同程度の性能にまで引き下げられる。
能力ではなく技巧によって勝敗を決する為の、利器としての宝具。
『長坂単騎駆(われら、なにものにもおくさず)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
昼は千里、夜は五百里を走ったという白馬『白龍駒』による単騎突撃。
『白龍駒』は趙雲とは以心伝心が可能である他、日中AGIが二倍となる特性を持つが、
宝具としての真名を開放した場合、今後の効果時間を前借りすることで、AGIを五倍にも十倍にも増強する。
限界まで加速した『白龍駒』を捉えられる者は殆どおらず、その速さの前では大軍とて十全に機能し得ないだろう。
【解説】
三国時代、蜀の武将。
公孫瓚の武将であったが、当時その客将であった劉備が青州に派遣された際に随騎となり、
以後、命運をともにした。
長坂の戦いでは曹操の大軍を前に劉備軍が潰走し、劉備自身も妻子を捨てて逃げる中、
勇を奮って劉備の妻子のうち劉禅と甘夫人を保護するという功績を挙げる。
蜀侵攻では劉備の本軍とは別に軍を任された。
これは諸葛亮、張飛と並ぶ待遇であり、趙雲に対する劉備の信頼のほどが伺えよう。
しかしながら、以後、劉備政権においてはあまり出世することはなかった。
趙雲別伝などには華々しい活躍が記述されているが、正史においては記述に乏しい。
劉禅の即位後は夷陵の大敗による人材の払底が響いたのか、劉備時代が嘘のように出世を重ねる。
特に諸葛亮の信任は厚く、第一次北伐では曹真の主力軍を引きつける囮部隊を率いた。
結局、曹真には敗れたが、軍兵を取りまとめてよく守ったため、大敗には至らなかったという。
三国志演義では趙雲別伝などの華々しい活躍が盛り込まれ、
諸葛亮や関羽、張飛の扱いが民間伝承からやや下げられた事もあって、彼ら主要人物に匹敵する人物となった。
これは「沈着冷静、ストイックで倫理観も強い忠臣」という性質が、士大夫層の理想の武将像に合致したからだともいう。
最終更新:2020年03月22日 20:49