【元ネタ】ネイティブアメリカン伝承
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ウェンディゴ
【性別】なし
【体高・体重】300cm・90kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:A+
全パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われてしまう。
……魔物ウェンディゴには、元より正気というものが存在しない。
【固有スキル】
精神汚染:A++
一定の時間バーサーカーと接していると、思考が乱れ身体にも影響が及んでいく。
カニバリズム:A
人間の魂喰いによる魔力の供給効率を飛躍的に高める。
決して満たされることはなく、喰えば喰うほど餓えていく。
恐慌の声:A
聞くものの精神を弱らせる声を響かせ、対象に精神攻撃を行う。
ごく一般的な人間が聞けばそれだけで死に至ることもある。
怪力:B
一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
魔力放出(氷雪):A+
自身の肉体より魔力を氷雪として放出する能力。
このランクになれば吹雪を起こすことすら可能である。
バーサーカーの肉体は氷と雪で、魂は狂気で構成されている。
【宝具】
『極冬の狂餓(ウェンディゴ・サイコシス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:10人
ウェンディゴ症候群。あるいはウェンディゴ憑き。
バーサーカーの「
精神汚染」の影響を受けた者は、「自分がウェンディゴになる」という思考に陥り、
人肉嗜好に目覚めて、身体は内部から氷に侵されて魔物へと変貌していく。
仮にバーサーカー本体が消滅しても、汚染された者の1人が新たなバーサーカーとして成立する。
初期症状時点で適切な魔術的処置を行えば治療可能。
【解説】
カナダのネイティブアメリカン・オジブワ族や北部アルゴンキン族などの伝承に語られる存在。
厳冬とそれによる飢餓と狂気の擬人化、氷の心を持つ魔物。
オジブワ族に曰く、巨大な骨のみの死骸の姿で雪嵐を起こして人間を襲って喰らい、
その声を聴いたものはそれだけで死ぬこともある。
そしてこの魔物は人を喰らえば喰らうほど空腹となって、闇の森を彷徨い続ける。
別の説では、人に姿を見せず話しかけるだけで実際に危害を加えることはないという。
――ウェンディゴの存在を語り継ぐ部族の中には、「ウェンディゴ症候群」という精神疾患が存在する。
その症状内容は、自分がウェンディゴに憑りつかれて次第にウェンディゴに変化してしまうと思うようになり、
人肉以外の食事を拒絶し、身体の内部から凍えるように感じていくというのである。
【コメント】
パラメーターは狂化する前の表記。
身長は高いが、死骸の姿なのでこの体重。あと氷とか雪とかを纏っている。
なんかスキルがAばっかりになっちゃったけど、
魔力放出が厄介なだけで戦力としては強くはない。
一般人へ被害出しまくるので、強い英霊に複数がかりで早々に倒されて――
と思ったら、一般人に汚染して生き残っていたという定番パターンになりそう。
適正クラスはアサシンとバーサーカーだが、ペイルライダーと同じ理屈でライダーになるかも。
最終更新:2020年03月22日 20:53