トリヴィクラマセーナ

【元ネタ】ヴェーターラ・パンチャヴィンシャティカ
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】トリヴィクラマセーナ
【性別】男性
【身長・体重】192cm・75kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではトリヴィクラマセーナに傷をつけられない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
賢王の知恵:A
 物事の本質を見極めるスキル。正しき答え、最適解を導き出す事ができる。
 ヴェータラの24の問いかけ全てに正しい答えを返したトリヴィクラマセーナが持つ、物事の本質を掴む力を表す。

神性:C
 全地を平らげた後、シヴァ神との合一を果たした事で得たスキル。

屍鬼二十五話:EX
 彼が登場する物語。この物語を聞いたり語ったものは即座に罪障から逃れられ、語られる場所では鬼神たちは力を失うという。
 彼の真名を明かす事で彼の物語「屍鬼二十五話」が語られる扱いとなり、敵対する霊的存在の全ステータスをワンランクダウンさせる。
 魔性の属性を持つ存在は更にランクダウンさせる。

【宝具】
『全地平らげる無敵の剣(アパラージタ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具/対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
 シヴァ神がトリヴィクラマセーナに与えた宝剣。
 真名開放を行う事で魔力を破壊力を持つ光に変換し、それを放出する。
 その放出の形は巨大な光の帯の攻撃の形と担い手の周囲を覆う球体の防御の形の二種類がある。

【解説】
 インドの説話集「ヴェーターラ・パンチャヴィンシャティカ(屍鬼二十五話)」に登場する名高い王。
 屍鬼二十五話は死体に取りついたヴェーターラによる、トリヴィクラマセーナ王が聞く24の不思議な物語と結末の1話から成り、
 各話の最後にヴェーターラが問答を仕掛け、王がそれに見事に答えるという形式を持つ。
 問答が24回も繰り返されたころ、ヴェータラは王の智慧と忍耐に感心し、
 修行僧が王を殺そうとしていることを教え、王はヴェータラの言葉に従って修行僧を返り討ちにした。
 修行僧が死んだことで全地上の帝王の位を王が受け取ることになり、ヴェータラは願いを一つ叶えることを申し立てる。
 それに対して王は「ヴェータラと自分の24話に及ぶやり取りと結末の1話が有名になること」を願い、
 ヴェータラは「一連の物語はヴェーターラ・パンチャヴィンシャティカーと言う名で有名になり尊ばれる」と告げて去っていった。
 そこにシヴァが神々と共に現れて王を祝福し、ヴィディヤーダラ族の転輪聖王の地位、そしてアパラージタ(無敵)という剣を与えた。
 その後、王は剣の力で全地を平らげて転輪聖王の位につき、ついにはシヴァ神と合一した。
最終更新:2020年03月22日 20:59