スキピオ・アエミリアヌス

【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】デムライト・ペンテル→シロウ・コトミネ
【真名】スキピオ・アエミリアヌス
【性別】男性
【身長・体重】190cm・88kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせる。
 自我や思考力・戦術眼は保っているが、本人のもとの苛烈な性格がさらに強化され、
 理性的な自制が行いづらくなっている。

【固有スキル】
女神の加護:A-
 ミネルウァやウェヌスといったローマの女神からの加護を示すスキル。
 狂化の影響により能力は限定されているが、千里眼による未来視を行使できる。

獣的本性:B
 文明人の内心に宿る野蛮な本性。
 さらに言うならば、自我を保つアエミリアヌスに宿った狂獣のごとき攻撃性の発露。
 悪性に感化されやすく、そしてその気性をさらに峻烈に研ぎ澄ます悪辣さを示す。

【宝具】
『文明人よ本性を曝せ(オディウム・サル・ダムヌム)』
ランク:E 種別:対地宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:????
 スキピオ・アエミリアヌスに宿る、不毛の塩害の呪い。
 ポエニ戦争終結後、カルタゴを不毛の地にすべくローマ人が憎悪によってカルタゴを塩で埋め尽くそうとした逸話の具現。
 土地に触れることで周囲一帯に“不毛”の概念をもたらし、
 それによってその中にいる者に毎ターン微量ダメージを与える。
 さらに、宝具やスキルによるありとあらゆる“恩恵”も、発揮されることがなくなる。

『文明人よ憎悪を燃焼せ(インジェミシェーレ・インチェンディウム)』
ランク:B 種別:対城宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:1000人
 ローマの滅亡を予期させる炎。
 一国を炎上させた灼熱を、真名解放することでスキピオ・アエミリアヌス自身に宿し、
 爆発的な熱量の発現によって、周囲の全てを焼き尽くし消滅させる。
 実質的に、バーサーカーの魔力のみでは本来発現させられない轟熱の大魔術であり、
 発動の度にバーサーカー自身の霊核にも火が点き燃え始める、完全な諸刃の剣。

【Weapon】
『グラディウス』

【解説】
 共和政ローマ期の軍人にして政治家。
 獲得した全称号を含めた全名は、プブリウス・コルネリウス・スキピオ・アエミリアヌス・アフリカヌス・ヌマンティヌス
 カルタゴの破壊者として知られ、義理の叔父である大スキピオと区別して小スキピオとも呼ばれる。
 カルタゴが滅ぶさま・燃え落ちる都市の様を見て、「ローマもいつかこうなるのだろうか」と嘆いた逸話は非常に有名である。
 アエミリウス氏族パウルス家の生まれで、従兄弟のスキピオ家の養子として、氏族の一員となる。
 第三次マケドニア戦争やヌマンティア戦争などで活躍したのち、執政官に選出。
 満を持して、第三次ポエニ戦争の総司令官としてカルタゴとの決戦に臨み、
 三年の攻囲戦ののち、カルタゴは徹底的に破壊され、住民も大部分が虐殺。生き残った者も例外なく奴隷とされた。
 晩年には再度ヌマンティア戦争で指揮を執り、そこでも徹底的で無慈悲な攻囲・虐殺を行った。
 政治的にはやや保守・反動的な面があり、改革派の演説で、演説した政治家に対して公然と暴言を吐くなどの逸話も残り、
 政治思想が違う兄弟に対しても反感を隠さなかった。
 紀元前129年に死亡しているのが発見される。死因は病死とも暗殺ともされる。
最終更新:2020年03月22日 21:09