【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】キャビィク・ペンテル→シロウ・コトミネ
【真名】グスタフ二世アドルフ
【性別】男性
【身長・体重】171cm・80kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久- 敏捷C 魔力E 幸運C- 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の
対魔力。
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
三兵戦術:B
歩兵・騎兵・砲兵の三兵科による連携を組み込んだ近世の戦術。
“射撃”、“戦場移動”、“
支援砲撃”および、軍略が複合されている特殊スキルとなっている。
支援砲撃を行う場合は魔力を消費する。
内助の功(病):A+++
本来は、配偶者の手助けにより、不利な状況を改善するスキルだが、
彼の妻マリア・エレオノーラの愛は完全に常軌を逸しており、夫に近づく女性に呪いを振りまく。
(もし夫のマスターが女性であった場合、聖杯戦争の即敗退・惨死が確定する)。
“
支援呪術”級とも云うべきレベルの干渉を、魔術師でもない彼女がなぜ成せるのかは不明。
【宝具】
『新時代への砲火進撃(ブライテンフェルト・カノン・マーチ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:1000人
三兵戦術、ひいては「近代戦術の父」と評されたグスタフ・アドルフの功績ゆえに得た宝具。
彼が行う抜刀突撃(サーベルチャージ)の背後からは、銃撃および砲撃が絶えず放たれ続ける。
抜刀突撃・斬撃の苛烈さが増すたびに弾幕もまた激しさ・火力を増す。
その威容は、敵軍を蹂躙する常勝不敗の軍の、最前列に立ち、率いるがごとき圧力を放つ。
『悲運の魔霧(デッズディーマ・アヴ・リュッツェン)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:40 最大捕捉:100人
北方の獅子王につきまとう、悲劇をもたらす死の霧。
彼の意志とは関係なく、不規則なタイミングで(魔力消費を伴わず)発動する特殊宝具。
自身の宝具使用時に有利な補正を付与し、そのダメージ量を増大させるが、
霧の中で投擲武器・狙撃に対する回避判定に失敗すると、グスタフ・アドルフは即死する。
神秘のこもらぬただの弾丸であっても、この王を致命傷に至らしむる。
なお、彼以外の者にとってこの宝具は普通の霧でしかなく、視界を遮る程度の効果しかないが、
グスタフ・アドルフが消滅するか、戦闘が終了するまでは霧が晴れること自体ない。
【Weapon】
『サーベル』
『ホイールロック式小銃』
【解説】
ヴァーサ朝スウェーデン王国最盛期の国王。北方の獅子と呼ばれる。
幼少期のころより、家庭教師ヨハン・スキッテからプロテスタントの高水準教育を受け、
十代に至る以前から、議会参席などの政治活動に携わっていた。
十七歳でスウェーデン王位を継いだグスタフは、父王が起こしたバルト海をめぐる戦争を引き継ぎ、
王位継承からわずか六年でバルト海に覇を唱えた。
終戦後に結婚を経て、内政・軍事に於いて、オクセンシェルナの補佐を得て様々な改革を行い、
同じヴァーサ王朝のポーランドとの戦争に臨むが、大ヘトマンコニェルポルツキの采配の前に敗戦を重ね、
戦死する寸前まで追い詰められた上に、生涯引きずることとなる傷を負い、若き明主のキャリアにも土がつく結果となった。
コニェルポルツキ相手に勝ち目はないと踏んだグスタフ・アドルフは、フランスの助力を得てアルトマルク休戦協定を結ぶ。
その協定からわずか一年後に、中盤に差し掛かろうとしていた三十年戦争に介入すべく、ポンメルンに侵攻。
諸侯より領内通過を拒否される足止めを喰らいつつも、マクデブルクの惨劇後はザクセンを筆頭としたプロテスタント諸侯を味方につけ、
ライプツィヒにほど近いブライテンフェルトで、カトリック側の名将グラーフ・フォン・ティリーを破り、追撃戦のレヒ川の戦いで同将を敗死せしめた。
マインツ、ニュルンベルク、ミュンヘンと、次々に各都市を攻略するが、アルテ・フェステの戦いではヴァレンシュタイン率いる皇帝軍に戦術的敗北。
その後、濃霧の中戦端が開いたヴァレンシュタイン軍とのリュッツェンでの決戦で、戦局を有利に運びつつも、自身は戦死。
指揮は傭兵隊長ベルンハルトが引き継ぎ、同会戦を勝利に持ち込んだが、三十年戦争自体はさらなる混迷を極めることとなる。
最終更新:2020年03月22日 21:10