呂布 奉先

【元ネタ】三国志 三国志演義
【CLASS】アーチャー
【マスター】ラニ=VIII
【真名】呂布奉先
【性別】男性
【身長・体重】225cm・153kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

反骨の相:B
 一つの場所に留まらず、また、一つの主君を抱かぬ気性。
 自らは王の器ではなく、また、自らの王を見つける事のできない放浪の星である。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。

【宝具】
『竜舌弓(ロンショーゴン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:5~80 最大捕捉:20人
 龍筋を弦に用いて作られた名弓。
 伝承では矢の速度、命中精度を著しく高めたといわれ、轅門射戟で用いたのはこの弓だともいう(虎筋を弦に用いた弓だという話もある)。
 その正体は、所有者の意志に応じて矢の周囲の気流――風の流れを操作する力。
 矢が放たれた後に、その速度、軌道を自在に変えられるが、使いこなすには人知を超えた先読みか、人間離れした反応速度が必要となる。
 ――呂布は矢の雨とも言うべき連射を行いながら、矢の一つ一つを自在に動かす。

『軍神五兵(ゴッド・フォース)』
ランク:A 種別:対人、対軍、対城宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:1~50人
 呂布が生前用いたとされる、方天画戟の真名。
 切斬、刺突、打撃、薙ぎ、払い、射撃の六つの形態に変化するマルチプルウェポンであり大量破壊兵器。
 中国の古い軍神・蚩尤が六本の腕に異なる武器を持っていたことから、超軍師・陳宮が考案した人工宝具である。

『轅門射戟(ゆみ、いくさをとどむ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1000人
 袁術軍と劉備軍を和解させた『轅門射戟』のエピソードを再現し、一時的な休戦状態を作り出す宝具。
 地上に突き立てた戟形態の『軍神五兵』に矢で射当てることで、内部での戦闘を一時的に禁じる結界を張る。
 結界は円状の形を取るが、 その半径は呂布と『軍神五兵』の間の距離と等しくなる。
 つまり『軍神五兵』との間合いが離れているほど結界も大きくなる。
 呂布は宝具発動の隙を減らすためか、
 戟形態の『軍神五兵』を石突を先として投槍のように投げ込んだ後、すかさず矢を射当てる、という手段を取る。
 無論、それでも武器を手放す上に大きな隙を晒すというリスクはあるが。

【解説】
 後漢末期の武将。
 三国志演義において最強と目される武将の一人だが、背反行為を繰り返し孤立。
 最後は曹操の軍勢に攻め立てられて降伏し、処刑された。

 バーサーカーのクラスでは宝具『軍神五兵』を所有していたが、
 アーチャークラスの場合は呂布の弓と伝えられる『竜舌弓』 も所有する。
 こちらは『軍神五兵』を手にする前から用いていた弓で、『軍神五兵』の射撃(砲)に比して小回りが効く宝具となっている。
 演義のみならず史実でも弓の名手と記されている呂布にとって、アーチャークラスは馴染み深いもの。
 連射の効く『竜舌弓』と大砲としても機能する『軍神五兵』により、あらゆる間合い、あらゆる戦局に対応できる万能サーヴァントとなるだろう。

 加えてこの二つの宝具を組み合わせて発動する第三宝具『轅門射戟』は、対軍規模の休戦宝具。
 呂布自身にはこれを有効に用いる頭脳がないが、仮にマスターないし呂布の参謀が智者である場合、戦局を動かす一手ともなりえる

 しかし、その性格の方は伝承どおりの裏切りの将。
 アーチャークラスで呼んだ場合、高ランクの単独行動スキルが付与されるために、裏切りの危険性はさらに跳ね上がる。
 能力以前に性格の問題で使いこなすことが難しいサーヴァントと言える。

【蛇足】
 轅門射戟において呂布は遠く離れた地点に自身の戟を突き立て、矢で射当てたというが、
 仮に『軍神五兵』を突き立てていたとするならば、別の弓が必要じゃない? という発想から本来の伝承の弓も持たせました。
最終更新:2020年03月22日 21:21