【元ネタ】
アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ワルウェイン(ガウェイン)
【性別】男性
【身長・体重】180cm・78kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久B+ 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操れる。
【保有スキル】
聖者の数字:EX
ワルウェイン卿の持つ特殊体質。
午前9時から正午の3時間、午後3時から日没の3時間だけ力が3倍になる。
カリスマ:C
他者を引きつける能力。
冒険の父と呼ばれ敬愛される彼のカリスマは、特に遍歴騎士や探求者に強く作用する。
チェス盤により向上している。
神授の智慧:C
ブリテン島の“あらゆる物事の本質を知る”“多才なる”三人の一人。
英雄独自のものを除く多くのスキルにD~Cランクの習熟度を発揮できる。
王権の盤:A
空を飛び、光り輝く神秘のチェス盤。
王気増幅による能力向上、運命干渉への抵抗力強化の恩恵を得る。
【宝具】
『勝利すべき双輪の剣(ガルス)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0~2 最大捕捉:1人
抜き放てば最も完璧なる騎士以外は殺してしまう、という意思持つ剣。
ワルウェインの手で五百の、手から打ち落とされてなお百五の兵を倒したとされる。
振るう際は筋力を一ランク上のものとして扱い、手放せば飛翔し自動戦闘を行う。
『約束された勝利の路(エクスカリバー・ガルス)』
ランク:A+ 種別:結界宝具 レンジ:2~99 最大捕捉:300人
主に勝利を与える剣の真価、分離拡大した双輪が形成する円筒経路。
剣の主はこの内部において“遮るものの無い”往来が可能となり
障害を無視した移動、防御を無効化した突進攻撃を行う事ができる。
円筒内外の相互干渉は遮断されるが、
円筒の両端となる双輪それ自体は内外双方から干渉を受け得る。
【Weapon】
『グリンガレット』
ワルウェイン卿の愛馬。
不気味な山で幼竜四頭と戦った折、この馬は自ら一頭を殺している。
【解説】
ネーデルランド作品におけるガウェイン卿。蘭名ワルウェイン。
美点と欠点を併せ持って語られる仏語作品に対し、
ほぼ完全無欠な理想の騎士として称揚されている。
ブリテン島から仏宮廷を介さず直接渡った伝承に由来するとも、或いは
散文
トリスタンや後期流布本の惨状への反動であるとも言われる。
突如としてアーサー王宮廷へ現れ、そして去って行った『空飛ぶチェス盤』。
『聖杯の探索』における円卓上への聖杯出現にも並行すると言える場面であった。
世界の神話において広く王権や運命との関連を示す盤上遊戯のこの品を見て、
王は「持ち帰った者に国土の半分と、自分が死んだ後の王冠を与える」と宣言する。
愛馬に跨り冒険に出発したワルウェインは、山で四頭の幼竜と一頭の母竜を殺し、
驚異王の城でその時の傷を癒して貰うと共に、この王がチェス盤の持ち主と知った。
驚異王は、アモラーン王の持つ『双つの輪の剣』を持ち帰れば盤を譲ると約束する。
そしてアモラーン王もまた交換条件を持ち出す。アッセンテイン王の姫イザベルを
自分の為に連れて来るなら剣を渡す、と言うのだ。彼は剣を貸し与えられ出発する。
『紅の騎士』を倒し死の間際に改心させる、魔術で狐にされたローヘスと友になる、
等の冒険を繰り返して目的の城に到達するワルウェイン。多勢を相手に捕らわれるが
イザベル姫は彼を気に入って、二人は恋人となり肉体関係を結んでしまう。露見し、
地下牢に監禁される二人であったが、『紅の騎士』の霊の助けで脱出に成功した。
イザベルをアモラーンに渡すか悩んだ末、愛を優先する事を決心するワルウェイン。
ところがアモラーンは既に亡くなっており、彼は剣と姫の両方を手に驚異王を訪れ、
盤を携え姫を連れてアーサー王宮廷へと帰還した。彼は王の後継者と認められる。
最終更新:2020年03月23日 22:28