杜魯

【元ネタ】三国史記
【CLASS】アサシン
【マスター】なし
【真名】杜魯
【性別】男
【身長・体重】162cm・55kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運C 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 クラス補正により与えられた申し訳程度の能力だが、標的を目の前に殺気を押し殺す能力は極めて優秀。

【固有スキル】
無力の殻:B
 宝具を発動するまではアサシンはサーヴァントとして感知されなくなる。
 殻というより、唯一の武器である宝具以外は正しく無力な存在である。

抑制:A
 攻撃寸前まで殺気の一切も出さない暗殺者の技。
 Aランクともなれば武器を握る瞬間まで殺気が窺えない。
 無力なる存在が極限の緊張状態で偶発的に得たスキル。

プランニング:C
 対象を暗殺するまでの戦術思考。軍略とは異なり、少数での暗殺任務のみに絞られる。
 無力であるが故に強者の意識の間隙を見抜く。

【宝具】
『撫我則后・虐我則讎』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 “此は弑逆に非ず”とし、自らの王を殺した逸話の具現。
 アサシンの持つ刀には“王殺”の特性が宿り、特に暴君には絶大な効果を発揮する。
 暴君に対してはあらゆる加護・祝福・物理的な頑強さを一切無視して深手を与えるが、
 王でない者に対しては一般人が振るう平凡な一振りにすぎない。

【解説】
高句麗5代王の側近にして弑逆者。
在世51年頃、王は日増しに暴虐になり、座る時は必ず人の上に座って、寝る時は人を枕にした。
この時に人が動けば殺し、諫言する家臣も弓で射殺した。
側近であった杜魯は、このままでは自分も殺されてしまうと恐れて泣いたが、
ある人から「一人前の勇者が泣くな。君主とは自分に優しくしてくれる者を言うのであり、
自分を虐げる者は仇敵である」と言われた。
この言を聞いて杜は、もはや国民の仇敵である王を殺すことを決心した。
王が杜に座ると、隠し持った刀で殺害した。王は慕本原に埋葬され、慕本王と諡された。

【コメント】
適正クラスはアサシンのみ。
最終更新:2020年03月23日 22:53