作帝建

【元ネタ】高麗建国神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】作帝建
【性別】男性
【身長・体重】179cm・75kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
龍神の加護:C
 妖狐を退治した見返りに得た龍王の祝福。戦闘の際に助力を受けることができる。

千里眼:B
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
 さらに高いランクでは、未来視さえ可能とする。朝鮮史に於ける三人の“神弓”の一角。

離別の呪い:B
 生前に犯したあやまちがスキルとなったもの。
 妻である龍姫と会うことが出来ないが、戦闘に支障はない。

【宝具】
『神弓・幻妖撃射』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~30 最大捕捉:1人
 父より受け継がれた弓矢による狙撃。
 決して的を外さなかった、変化した妖魔を撃ち倒したという逸話により、
 あらゆる幻惑を無効化し、真に射るべきものへ必ず到達する。
 また、西海の龍王の加護が特別に与えられている。

【解説】
高麗の太祖・王建の祖父。
山神となった狩人の虎景のひ孫の辰義という娘と、中華・唐王の粛宗(太子時代)の間の子
太子は視察中に美しい辰義との間に子を成したが、子が生まれる前に弓矢を残して唐へ帰って行った。
生まれた男児・作帝建は聡く勇ましく六芸に通じ、父の弓矢を使えば的を外さず、『神弓』と呼ばれた。
成長した帝建は父に会うために旅に出たが、乗りかかった舟が遭難してしまう。
これが竜王の仕業と思った船員達は帝建を生贄に選んだところ、本当に西海の竜王が現れた。
竜王は帝建に、自分を苦しめる妖狐を退治して欲しいと頼み、
帝建は金色の仏に化けた妖狐(数百歳)を弓矢で退治した。
帝建は礼として竜王に竜宮へ招かれ、竜姫を娶り、宝物の杖と豚を貰って自分の国に帰った。
帝建は豚が導いた土地と白州の地を往来して暮らしたが、
ある日、妻が竜宮に戻る時を見てはならないという約束を破って
竜としての姿を見てしまったので妻とは永遠に別れてしまった。
この妻である竜姫との間にもうけた四人の子の長男が後に王建をもうけて、
王建によって高麗王朝が創建された。

【コメント】
①高貴な血筋の親の形見を持って、親を探しに出発する(世界中で類話は見られる。朝鮮じゃ瑠璃明王)
②竜に魔物退治を頼まれる(俵藤太。朝鮮じゃ居タ知)
③竜宮に招待され、贈り物をもらう(よくある竜宮伝説)
④竜の姫との間に出来た子が王の血統となる(アジア国家の建国神話によくある)
⑤見ちゃいけないと言われたものを見て、離別する(見るなのタブー)

どっかで聞いたことあるような神話・民話の欲張りセットだな!もうちょいオリジナリティを出そうぜ!!
勇士が生贄になりかけるのは虎景も同じだしな!
個人戦闘能力は祖先の虎景よりは強いという設定。
適正クラスはアーチャーだが、六芸には騎乗術もあるのでライダーにもなれる。
最終更新:2020年03月25日 20:53