甄萱

【元ネタ】三国史記
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】甄萱
【性別】男性
【身長・体重】186m・83kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
乱世の梟雄:B
 「梟雄(きょうゆう)」とは、残忍で強く荒々しいことを指す。
 複数勢力が入り乱れる戦いの勢力図・勝機を見極める力に長けており、冷徹に決断を下す。

混血:B+
 人間以外の血が混ざっている。
 蚯蚓の魔物の子なのか天人の子なのかハッキリせず、そういう意味でも“混ざりもの”である。
 大地に足を着けていると能力とテンションが上がるが、人間的な倫理観に欠けている。

【宝具】
『天賜天武』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 天馬を含む、ライダーが所有していた武装一式。
 天人の子として生まれた者が、生まれた時より持っていた刀と弓は
 すなわち天よりの授かりものと解釈され、天の加護の元に強い神秘を帯びる。
 「混血」スキルが地魔の子としてのものならば、こちらは天人の子としての属性の発露である。
 天馬に騎乗した状態で使用する刀剣・弓矢には対軍級の威力が宿る。
 ただし、ライダーは伝承でも史実でも得たものを失う運命にあるので、注意しましょう。

【weapon】
『無銘・槍』

【解説】
後百済初代王。867年生誕。936年没。在位900-935年
三国遺事では、人間の娘と巨大なミミズの間の子という出自で、野生の虎が自ら乳を飲ませたという。
甄萱は智略高く体格に優れ、気概気性も人より抜き出ており、槍を枕にして眠った。
当初は新羅の軍人であったが、国が乱れて賊が蔓延ると
892年に反乱を起こして多くの城を落とし、勢力を強めた。
900年に全州へ入場し、百済王を称してここに後百済が建てられた。
甄萱のアイデンティティは百済にあったようで、かつて百済を滅ぼした新羅に恨みを持っていた。
甄萱は新羅の王妃を凌辱して、新羅人から恨まれたという。
その後、中華・唐と国交を結びながら後高句麗や高麗と勢力を争っていたが、
929年に高麗の王建に敗れてから勢力が弱まり、王位継承問題で息子に追放されてしまう。
甄萱は王建に投降して食邑となり、自ら建てた後百済ごと息子を討伐した。
しかし王建の判断で息子の命は奪われず、甄萱は怒りに悶え、悪腫ができて死んだ。
王建を祖とする高麗王朝によって編纂された三国史記では扱き下ろされているが、
国を創建して長年統率し、三国統一に近づいた傑物として後代では再評価された。

民間伝承では、神罰を受けて岩になった天人と人間の女の間に生まれたという。
生まれた時から刀と弓を持っていて、武術を身につけた。
また、天馬を獲得したが、誤って自身でこれを殺してしまったという。


【コメント】
宝具は何もかもうすっげー適当に決めた。
適正クラスは魔と暗以外じゃない?(適当)
最終更新:2020年03月25日 20:54