【元ネタ】史実 イギリス
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】エセルフリーダ
【性別】女性
【身長・体重】156cm・43kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
カリスマ:C
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
軍略:C+
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
仕切り直し:B
戦闘から離脱する能力。
完全に捕捉された状況であろうとも、ほぼ確実に離脱することができる。
【宝具】
『貴婦人の抜剣(レディ・オブ・ザ・マーシアンズ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:3×ターン数 人
兵士の剣を手に取って突撃し、彼女の護衛を無理やり引き連れデンマーク人を打ち破った逸話に由来する宝具。
剣を抜いてから1ターン毎に、生前彼女の護衛を務めた兵士が召喚される。
10人以上になった後は、エセルフリーダの攻撃に混乱効果も付与される。
『蛮勇屠る包囲城壁(エンサークル・チェスター)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:0~80 最大捕捉:800人
チェスターの城壁内にヴァイキングを誘い込み、包囲殲滅した逸話が宝具化したもの。
四方を囲む城壁を召喚・設置する。
この宝具自体が強力な守りでもあるが、その真価は侵入した敵の逃走経路を塞ぎ、さらに能力を大幅に低下させるデバフ効果にある。
もう一つの宝具『貴婦人の抜剣(レディ・オブ・ザ・マーシアンズ)』と組み合わせることで、理想的な包囲殲滅が可能となるだろう。
【解説】
イギリスの大英雄「アルフレッド大王」の娘。
レディ・オブ・ザ・マーシアンズ――すなわち「マーシアの女主人(貴婦人とも)」の異名で知られる軍事的天才。
ウェセックスの大英雄アルフレッド大王の娘として生まれる。
齢16で父の戦友であるマーシア王エセルレッドと結婚したエセルフリーダであったが、
彼女はしとやかな妻ではなく、戦働きも見せる戦士であった。
軍事的才能に恵まれていたエセルフリーダは夫に助力して(時には独力で)数々の戦功を立てる。
戦略眼にも秀で、国境に鉄壁の城塞網を築き上げるなど、夫も型なしの名将であり、
女性の身でありながらイギリスの軍事史に名を残している。
夫の死後、女の身でありながらマーシアの実質的な支配者となったのも、彼女の才能を考えれば当然のことと言えるだろう。
尤も女性の身でありながら支配者として君臨するエセルフリーダに向けられる目は厳しく、
「マーシアの女主人」の異名は彼女へ向けられた蔑称でもあったという。
エセルフリーダは父の死後ウェセックス王位を継いだ弟「エドワード長兄王」と同盟し、
918年に没するまで、ヴァイキングやデーン人といった多くの敵を打ち払った。
エセルフリーダの死後、娘エルフィンがマーシア領を継いだが、
事態を憂慮したエドワード長兄王はエルフィンを修道院に追放し、マーシア領を併合したという。
最終更新:2016年08月08日 18:32