【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】金徳齢
【性別】男性
【身長・体重】181cm・76kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
天性の肉体:C
生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。
山の精気を受けて生まれたことに由来するスキル。
縮地:A
瞬時に相手との間合いを詰める技術。多くの武芸者、武道が追い求める歩法の極み。
単純な素早さではなく、歩法、体捌き、呼吸、死角など幾多の現象が絡み合い完成する。
最上級であるAランクともなればもはや次元跳躍であり技術を超え仙術の範疇となる。
奇門遁甲:B
式占、呪術、兵法を兼ね備えた特殊な魔術スキル。
元は運命を読み取り、凶運を吉運へと好転させる事を目的とする道術である。
【宝具】
『剣舞要須玉帳遊』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
天神より贈られた炎剣の発動。
通常時はライダーが対人用に振るっているが、真名解放と同時に
中空へ大量に分身を作り、刀身を炎と化して敵軍を燃やす。
この炎は物理威力よりも対魔効果に寄っており、中てられた者は
保有する魔力が焼かれ、即座に損耗してしまう。
【解説】
李氏朝鮮の将軍。忠勇将・翼虎将軍。1567年生誕。1596年没。
兄と共に儒学を学び、1592年に文禄の役が起こると義兵として参加。
潭陽地方で大活躍し、この武功を足がかりに将軍となった。
1596年に下層民が起こした李夢鶴の乱の鎮圧に向かったが、到着前に既に乱は鎮圧されていた。
徳齢は「李と内通して鎮圧に消極的だったと濡衣を着せられて
逮捕されてしまい、凄惨な拷問を受けた末に殺された。
後に冤罪が証明されて名誉回復がなされ、彼の愛国忠節ぶりが讃えられるようになった。
民間伝承では彼は神剣を持った英雄という伝説がある。
魔虎がある女を食おうとしたが、天神が女の胎の中にいた徳齢を守るために
火剣を大量に送り、魔虎は諦めたという。
また別の伝説では、徳齢のある男が無実の罪で殺されたので、その息子が天に祈って赤子を授かり、
この子、徳齢は幼い頃から勇力と通神の武を誇った。
徳齢は無等山の精気を受けて生まれており、山中で兵法を極め、神剣を鍛えたという。
そして、徳齢は鍛冶師が作った剣を持って祖父の仇を討ち果たした。
なお、縮地・遁甲・神剣の力のおかげで、徳齢が殺人の犯人だとはバレなかった。
【コメント】
朝鮮で縮地と千里馬というと、偉大なる将軍様伝説を思い出してちょっと笑う。
悲劇の英雄であるためか理想化した伝説が妙に多く、鉄鎖で拘束されても力で引きちぎって見せたとか
千里馬で駆けたとか、道術を使って数万の敵軍を滅ぼしたとか色々伝えられている。
適正クラスはセイバーとキャスターとライダー。
最終更新:2020年03月25日 20:57