【元ネタ】朝鮮民話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】吉龍
【性別】男性
【身長・体重】166cm・60kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力D 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
【固有スキル】
射撃:B+++
銃器による射撃の技術。
早撃ち、曲撃ちなどの技術は高くないが、狙いすました上での狙撃に限っては神域にある。
元々優れた血筋の出ではあるが、たゆまぬ修練によってこの領域に到達している。
千里眼:B
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
これによって変化した魔虎の正体を見破った。
一意専心:C
一つの物事に没頭し、超人的な集中力を見せる。
アーチャーのは「これ」と決めたことに対して一直線だが、反面、それ以外はおざなりになる。
【宝具】
『神魔白裘』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~30 最大捕捉:1人
人類文明を拒絶する魔獣の皮衣。数千年級の神秘の塊。
仇討ちと魔獣退治を果たした証であり、キャスターを英霊たらしめる勲。
“人間”が生み出したあらゆる道具を遮断する白虎の力がそのまま残されており、
これを纏うことによって殆どの“武器”による攻撃を無効化する。
【Wepon】
『無銘・銃』
【解説】
韓国の民話の主人公。
無双の砲手の狩人が江原金剛山に虎狩りに出かけたが、そのまま消息不明となった。
残された息子は父の死因を聞くと猟銃に励むようになった。
母は最初は反対していたが、12年以上の修業を課すことで、息子は父を凌ぐ腕前となる。
十里(日本の一里)先の岩の上の蟻を、岩を傷つけずに殺すことができるようになった。
息子は父が死んだ山に入って行くと4人の人間と出くわしたが、これを魔虎だと見抜いて銃で撃ち殺した。
更に進むと数千年生き続けたという白虎と出くわし、これと戦うが銃弾が全く通じず丸呑みにされてしまった。
白虎の腹の中は1つの村のように広く、この中で小刀と父の骨、そして生きた娘を見つけた。
息子は小刀を使って白虎の腹を内部から裂いて殺し、外に出た。
虎の皮を剥いで息子と娘は帰路につくと、かなりの時が過ぎており、母は老婆になっていた。
息子は国中から手柄を褒められ、娘の親である大臣に婿として迎えられ、幸せに暮らした。
【コメント】
吉龍(キルリヨン)という名は松谷みよ子著、以上のあらすじは孫晋泰著を参考にした。
なお、かみやにじ訳では、息子はユボキという名で、銃ではなく弓矢の使い手ということになっている。
最終更新:2020年03月25日 20:59