ナーレスワン

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ナレースワン
【性別】男
【身長・体重】185cm・83kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B+ 耐久A 敏捷A 魔力D 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

武の祝福:A
 武芸全てに秀でていることを示すスキル。
 戦場格闘術の創案者であり、徒手格闘のみならず剣・槍・銃器の扱いにも練達している。

無窮の武練:A+
 ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
 心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下でも十全の戦闘力を発揮できる。

ムエボーラン:EX
 古式ムエタイ。後の国技の原型。
 戦場にて勝利し、生き残るために編み出された超実践武術であると同時に、
 神代の流れを汲むため、型の1つ1つには神秘が宿っている。

【宝具】
『戦場に舞う神武(ムエボーラン)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:4人
 古式ムエタイ。現代の国技ムエタイの前身。
 ライダーは国技の始祖として信仰されており、後代に生まれたものも含めた
 全てのムエタイ技術を最高練度で行うことが出来る。
 本来は固有スキルの範疇であるが、神代の流れを汲む武技を、その編纂者である
 最強の王ナレースワン当人が行うことが包括して宝具として見なされている。
 ライダーが型を正しく行えば、その一挙手一投足には尋常ならざる神秘が宿る。
 ――例えば、雷神の斧を模した型を行えば、その肘撃には神威の雷が発生する。

【weapon】
『戦場を征く神武(チャイヤーヌパープ)』
 ビルマ親王と一騎打ちを行った時に騎乗した戦象。 
 その他、長刀や銃などを携えて戦闘に臨む。

【解説】
アユタヤ朝タイの武闘王。1555年生誕。1604年没。在位1590年-1605年。
当時、ビルマによってアユタヤ朝は権力を失い、知事の子であったナレースワンは
人質としてビルマに連行された。ここで様々な戦術を学んだという。
1571年に帰国を許されて領主になると、地方から兵力を集めて軍事強化を進め、
カンボジアからの進軍に対応した。
ビルマの英雄バインナウン王が死去すると、ビルマの権威が揺らぐのを察知し、
ナレースワンはアユタヤ朝の独立を宣言した。
当然ビルマはアユタヤへ軍を送ったが、ナレースワンはこれを撃砕して勝利し、
以後百年間ビルマはタイへの攻撃が途絶えることになる。
1590年に正式に王となったナレースワンは、王国の中央集権化と軍事行動に務め、
カンボジア・ビルマ・ラーンナーなど近隣諸国へ侵攻してアユタヤ朝最大勢力図を築いた。
また、中国や西洋人とも交流していた。
1605年、ビルマの新王朝へ進軍途中に病没した。

ゲリラ戦法などを駆使して戦うナレースワン軍は非常に強力であり、
それはナレースワン自らが戦闘術を兵士に教導したためだと言われている。
この武術が現在のタイ国技であるムエタイの前身なのである。
またナレースワン自身も勇猛な戦士であり、特にビルマの将軍を銃で射殺したこと、
旧友であったビルマ親王と一騎打ちで勝利した逸話は有名。
勇猛ゆえに単独で突っ走って、危険な目に会うことも度々あったらしい。
ナレースワンは救国の英雄、国技の祖としてタイ史で最も偉大な三大王の1人と評価されている。


【コメント】
武力でいえばタイ史上最強。父親も中々の傑物だったりする。
ラオスで召喚された場合、転輪聖王に転身する宝具も保有する。
ナレースワンが使った武装は大体が宝器扱いになっていることから
使用する武器の宝具化みたいな能力も考えたが、まあムエタイ宝具だけでいいだろう。
適正クラスはキャスター以外は多分大体イケる。
最終更新:2020年03月25日 21:03