【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】タークシン
【性別】男性
【身長・体重】174cm・68kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具B+
【クラス別スキル】
狂化:B
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
【固有スキル】
在りし日の栄光:A
大英雄・名君として駆け抜けた記憶はバーサーカーの狂気を和らげず、むしろ加速させる。
精神干渉系の抵抗判定にプラス補正がかかり、筋力パラメーターが一時的に上昇するが、
この効果を使用する度に自身にダメージを負う。暴走する狂気が霊核を軋ませるのである。
【宝具】
『四方輪宝・平定輝光(チャッカラタナ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:1000人
保有する輪宝から聖王の光を四方に拡散する。
その光はバーサーカーの狂気と適合し、物理的破壊力を持って外敵を破る。
―――王は国家のために
転輪聖王たらんとしたが、その信仰と志こそが
臣下たちから狂気と見なされ、弑逆されるに到ったという悲劇があった。
故に、
転輪聖王の聖光と、バーサーカーの狂気は矛盾することなく適合しているのである。
【Wepon】
『エメラルド仏』
東南アジアの名だたる王たちが求めたという至宝。
バーサーカーはこれを見る度に己の信仰/狂気を充填し、何度でも宝具を放つことが可能となる。
【解説】
トンブリー王朝タイの転輪王。1734年生誕。1782年没。在位1767-1782年。
ビルマ軍によって陥落させられ、権力の空白が生じたアユタヤ朝を平定しようとした群雄。
中国系の出自を持ち、地方権力者の養子となって登用され、長じて領主となった。
ビルマからアユタヤを奪還することに成功し、トンブリーに新都を建てて王として即位した。
その後、各地の平定に周り、アユタヤ朝の支配領域をほぼ取り返すことに成功し、
更にカンボジア、ラーンナー 、ラーンサーンといった周辺諸国も服属させ、至宝エメラルド仏も手に入れた。
中国からも正式な王と認めさせており、この間10年ほどの出来事だった。
しかし旧来とは異なる統治法をとったために不満分子が生まれ、
同時に麾下の将軍であるチャクリーの名声が高まっていった。
1770年代末には仏教に異様に傾倒し、僧侶に王への跪拝を強いるなど
奇行が目立つようになり、それが元でクーデターを起こされて処刑された。
そしてチャクリーがラーマ1世として新王となった。
タークシンは少年期から容姿と学問に長け、王としては文化を保護したり、
法と秩序を回復し、貧者に施しをよくしたという。一方で、戦争の時には第一線で戦う武人でもあった。
彼の晩年の狂気は、華僑という出自のコンプレックスや、宗教傾倒のあまりに自身を
転輪聖王や生き仏と信じるようになったという説などがあるが、
クーデターを起こした側の捏造、こじつけの可能性もあるだろう。
後年その栄光はかげったが、偉大なる救国・再統一の英雄としてタイ史七大王に数えられている。
【コメント】
パラメーターは狂化する前の表記。
「輪宝をお持ちのようであります」と言われたことはあるが、別に実際に持っていたわけではない。
クーデター起こした側の奴らが、王を狂人だってデッチ上げた説が正しい気がする。
仮に狂気に陥ったのが本当だとしても、粛清とか虐殺とかはやってないっぽくて、
タイは暴君暗君の認定が凄く厳しいと思います。適正クラスはバーサーカーとライダー。
最終更新:2020年03月25日 21:04