リ・コン・ウアン

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】リ・コン・ウアン
【性別】男性
【身長・体重】170cm・62kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運A+ 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
神性:C
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。

拷問破棄:A
 拷問執行者としての逸話を持つ英霊に対しての特攻効果。

カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。

龍神の加護:D
 ベトナムの王への龍神の祝福。戦闘の際に助力を受けることができる。 
 ライダーが明確に龍の加護を得たという伝承はないが、ライダー自身は固く信じている。

【宝具】
『四鎮・最霊白馬』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 主都・昇竜を守護する四鎮の一角たる神馬。龍肚神の騎馬。
 神代の城壁クラスの防御力を有しており、対人級に収まる攻撃を
 ほぼシャットアウトし、その力は騎乗するライダーにもそのまま適用される。
 この白馬が駆けた跡に建てた城壁は二度と崩れなかったという逸話により、
 人や物、場所にすら加護を与えることも可能。
 この白馬はライダーが夢に見たという伝承を起源とし、言わばライダーが
 産みの親とも言える。故にライダーはこの神馬に騎乗する資格を持つのである。
 なお、防御に関しては高位神獣クラスだが、攻撃力は魔獣クラスどまりである。

『大羅・昇龍城』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:20~70 最大捕捉:1000人
 ライダーが造営した都城。
 龍が現れたという伝承神秘、現代まで続くベトナム国の首都という確たる史実を
 相備わせており、その堅牢度は一国そのものに匹敵する。
 その正体は、ライダーの前に現れた黄金龍を模した人造竜であり、
 ライダーの号令と共に巨大な、かつ人工的な竜の姿へと変形する。
 しかしライダーの命令を聞くわけではないので、そのまま天に昇ってしまうかもしれない。


【解説】
李朝ベトナムを建てた太祖。神武皇帝。974年生誕。1028年没。1028年。在位1010年-1028年。
伝承によると人間の母と神霊の間の子で、幼い頃から聡明で名君となる片鱗を見せていた。
長じて王に仕えるようになったが、二代目の中宗が殺されてしまう。
この時、王の遺体を抱いて慟哭したため、殺害者である荘宗に感心されて取り立てられた。
荘宗は暗君であり、予言を信じて李性の大臣を誅殺するなどしたが、
信頼厚いウアンだけは逃れることが出来た。
荘宗が崩御するとウアンは家臣に推されて王となり、ここに李朝が建てられた。
ウアンはホアルーから大羅城に遷都したが、この時に黄竜が現れたため、
昇竜(タンロン)と改名した上で首都にした。現在のハノイである。
ウアンは残酷な処刑道具、拷問器具を焼却し、外国に対しては和平を重んじる政策で当たった。
こうした人心を掴む統治にによって、李朝はベトナムで初めての長期王朝となる。
また仏教を厚く信仰しており、この時代に僧の地位が高まり、都の近くには多くの寺院が並んだという。

【コメント】
何か妙に硬い性能になったな……。
まあ本人の戦闘力は高くないし、宝具も攻撃の決め手に欠けるからバランスはとれてる……はず?
宝具の白馬は通説では夢に見ただけで、別に騎乗していないのだが、
乗ったという説も一応あったような無いような……というわけで適正クラスはライダー。
最終更新:2020年03月25日 21:16