【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】リ・ファッ・マー
【性別】男性
【身長・体重】178cm・75kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力B 幸運C+ 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の
対魔力。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
【固有スキル】
神性:D
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
神の子とされる李公蘊の息子である。
召雷:E
低い確率で敵対者に雷を落とす。
『大越史略』に曰く、轟雷が叛逆者の体をバラバラに裂いたという。
鑑識眼:A
人間観察を更に狭くした技術。
対象となる人間が、将来的にどのような形で有用性を獲得するかの目利きに極めて優れている。
『大越史略』に曰く、麾下の将軍の目の動きを見て、いずれ叛逆することを見抜いたという。
【宝具】
『嘉応善感霊武大王銅鼓』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:20~70 最大捕捉:1000人
チャンパ軍を壊滅させた音波兵器。
“銅鼓山神”の加護を得て王座を確固たるものにしたという逸話と、
太鼓の音によって万軍を壊走させたという逸話がミックスされた宝具。
銅鼓を叩くことによって、指向性を有した破壊音波で敵軍を圧倒する。
物理ダメージ以外にも、MGI値が低い者には混乱・麻痺といった状態異常を強制付加し、
何かの加護を纏っていないMGI値C以下の者に対しては確実に成功する。
【Weapon】
『龍模軍船』
ライダーの命により造られた、幻想種を模した軍船の1つ。
ベトナム王としてはやはり龍がお気に入りで、ライダーはこれに乗っていると幸運値が上昇する。
紫雲が現れた、白魚が乗ってきた、黄龍を見たなど、乗船中の吉兆の逸話がやたらと多い。
雲に覆われて導かれた逸話により、この船はライダーにとって勝利の未来へと進む能力を宿している。
【解説】
李朝ベトナム二代目となる太宗。李仏瑪(李徳政)。1000年生誕。1054年没。在位1028-54年。
徳のある為政を敷いた父王とは一転して、数多の戦争に勝利した偉大な武人として名を残す。
即位前の1020年から将軍として功を挙げ、また即位直後に兄弟三人に反乱されたが、臣下の働きで鎮圧した。
伝承では、この二つの事績にはいずれも銅鼓山神の加護があり、太宗はこの神を祀ったという。
なおこの神は古代ベトナムの英雄と言われる士燮が神霊と崇められた存在である。
太宗はその治世において数多の内乱を体験し、その全てを鎮圧したが、特筆すべきは対外戦争である。
当時の李朝は奴婢含むあらゆる財を集めて権威を示すことが不可欠であり、
雲南地方を巡って中華・宋と紛争が起きていた。
1038年には北境地方のタイ系ヌン族が独立を宣言したので、太宗は自ら兵を率いて撃破し、敵王を捕らえた。
二年後、逃れたヌン族の王子が別の地で建国しようとしたので、またこれを倒して捕らえた。
1043年、南方のチャンパも李朝に反抗的な姿勢を見せたため、
翌年に太宗は水軍を率いてチャンパ軍を大敗させ、チャンパ王も殺した。
この時、ベトナム軍は盛大に太鼓を叩いただけでチャンパ軍は圧倒され、壊走したという。
圧倒的大勝利に勢いづいたベトナム軍はチャンパ王都へ進撃し、王妃含む5千の捕虜を得たが、
ベトナム軍が過剰にチャンパ人を殺戮したため、心を痛めた太宗は自軍の兵士を処刑したという。
内政面では租税を減らして民力をたくわえ、律令制改定などを行い、いくつかの宗教儀式も定めた。
治世27年目、55歳(54歳)で病没し、長子が王位を継いだ。
【コメント】
太鼓の音でチャンパの戦象がビビって暴れてチャンパ軍自滅という感じだったらしい。
といっても、数万の軍勢の中で戦象なんて僅かなもんだから、
太鼓以前にベトナム軍にチャンパ軍がビビっていたのも大いにあるんじゃないかな。兵数差は知らんが。
それにしても太宗さんマジで内乱起こされまくっていて、性格に問題あったんじゃないかと思ってしまいそうだ。
適正クラスはライダーのみ。
最終更新:2020年03月25日 21:17