タック・サイン

【元ネタ】ベトナム民話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】タック・サイン
【性別】男性
【身長・体重】167cm・63kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 天上の神々の子が地上の人間として転生した存在である。

巨獣狩り:C
 巨大な敵性生物との戦闘経験に長けている。
 竜種や魔鳥と戦い勝利したことで獲得したスキル。

精霊の加護:B
 精霊からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
 水の精霊の王子を助けたことにより獲得したスキル。

【宝具】
『至誠なる我が武勲(リーティン・ムゥイデン)』
ランク:B 種別:対魔宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人
 大鷲の魔獣に対して使用した矢の一撃。
 アーチャーの愛用の弓矢に、天神の神気を纏わせて放つ奥義。 
 天神より与えられた秘法によって矢の威力をブーストし、強力な対魔効果を発生させる。
 同時に、水の精霊の王子の加護が特別に与えられている。
 アーチャーの人格と生涯を顕すかのように、矢は標的へと実直に進む。

【Weapon】
『真誠の琵琶』
 水の精霊から授かった魔法の琵琶。
 虚偽を見破り、真実を語る。そしてそれを他者に信じさせる。

【解説】
ベトナム民話の有名な英雄。
カオビン地方に住む木こりのタック老夫婦は善良さで知られており、
天上の神は自分の子を下界に送り、タック夫婦の子として転生させた。
しかしこの神子タック・サインは、運の悪いことに生まれて早々に
両親を亡くしてしまい、貧しい木こりとして生活した。
ある日、サインはリー・トンという男に誘われて義兄弟になったが、
この男はサインを利用することしか考えていない卑劣漢だった。
サインは軍隊も敵わない人喰いの大蛇(竜)退治を果たしたが、
トンはこの手柄を奪って皇帝軍の将軍となり、サインを追放した。
ある日、皇帝の美しい姫君が魔鷲に攫われたところ、サインの活躍によって姫は救われたが、
またトンが手柄を奪って、サインを殺そうとした。
しかしサインは魔鷲を倒して生き残り、囚われていた水の精の王子から礼として魔法の琵琶を授かった。
魔鷲は魂だけとなってもサインに無実の罪を着せて復讐しようとしたが、
魔法の琵琶がサインの無実を語ったことでサインは無罪放免なった。
それだけでなく、それまでの手柄の褒賞としてサインは大将軍に就き、姫を娶って後に皇帝になった。
リー・トン母子はサインからは許されたが、天罰の雷が下って死んでしまった。
タックは義兄弟と出会う前に天神の一柱リー・ティンから秘法を習っており、
大蛇退治と大鷲退治はいずれもこれによって成し遂げられたと語られている。

【コメント】
貧者の見識もつけようかと思ったが、嘘を見抜くどころか騙されまくりの人生なのでやめた。
適正クラスはアーチャーとキャスターだが、セイバーもいけるか。
最終更新:2020年03月25日 21:21