【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】パラマヴィラロカ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・77kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運A 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
【固有スキル】
神性:B
神霊適性を持つかどうか。最高神シヴァの化身を称する神聖王の1人。
皇帝特権:B
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
女神の寵愛:C
"クメールの至宝"バンテアイ・スレイの女神像からの寵愛。
筋力と耐久がランクアップしている。
【宝具】
『神王の怒り 裁きの矢瀧(ジャヤヴァルマン・ダヌシュ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1000人
"滝の如く"と謳われたアーチャーの軍団の矢群。
放たれた一矢は真名解放によって分裂し、威力を増大させながら敵軍を覆う。
アーチャーが着工したバンテアイ・スレイ神殿の加護によって
ヒンドゥー神話に語られる英雄たちが放った矢雨を再現するのである。
また、プラサット・ケウ神殿の加護によって、その矢群には神の怒りの具現として雷電が宿る。
【キーワード】
『平安王』
クメール国内の各地の神殿寺院は王に寄進され、護持者たる王はその名の下に祭儀を全うしたと言われる。
これにより王は森羅万象の恩恵を引き出し、外敵から国を守り、国内の平和を維持していると信じられた。
故にアーチャーは、己の御名に帰せられた神殿寺院の力を弓に宿し、平安を乱す賊に向けて放つのだ。
【解説】
クメール帝国の10世世紀末頃の王。ジャヤヴァルマン5世。在位968-1001年。
謚号パラマヴィラロカ(至高なるヴィラの元へ向かった者)という。
前王ラージェンドラヴァルマンの息子として、お馴染みの王位争奪戦に勝ち残り、新王となった。
その様子は"大地を入手せんとした大戦闘では、強靭なる王の軍団が放つ
滝の如き矢によって敵軍は圧倒された"という。
新たな都城「征服王の都城」を建設し、有名なプラサット・ケウ神殿の着工も始めたが完成には至らなかった。
5世の元には少なくとも二人の優秀な王師がおり、彼らによって王の威光を示す大神殿がいくつも造られた。
中でも、5世の代に完成されたバンテアイ・スレイの壮麗さはクメールの至宝と謳われる。
5世はタイ方面に領土を広げたが、30年に及ぶ治世期間は、戦乱がデフォルトの
クメール史の中では稀なほど平和であり、政治的安定と伝統が発展したという。
その治世の中で、5世は裁判で厳命を下す仕事をしたと碑文に残されている。
しかし5世が1000年ごろに亡くなると、また帝国は激動の時代に戻ることになる。
5世はシヴァ信者だったが、この時代は大乗仏教が普及したらしい。
【コメント】
適正クラスは特にないが、麾下の軍団が弓の逸話を持つためアーチャーとなった。
一人称は僕(クメール)。
最終更新:2020年03月25日 21:28