【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】サングラーマ
【性別】男性
【身長・体重】190cm・88kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
【固有スキル】
勇猛:A
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
頑健:B
生まれついての特別な頑健さを有する。矢を受けても動じないという逸話がスキルとなったもの。
耐久パラメーターをランクアップさせ、攻撃を受けた際のダメージを減少させる
【宝具】
『咆哮せよ我が火神の鏃(アグネア・マハーセーナー・ダシュヌ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:50人
"炎神アグニの如き"と謳われたアーチャーの三連同時射撃。
放たれた三矢は発火しながらそれぞれの軌道を補助し、標的へと突き進む。
三矢の内の一つでも残っていればそれがまた三つに分裂するため、
同時に三矢とも撃墜しなければこの宝具は防げない。
更に、この三矢が交わって一矢となった時、爆炎が顕現して敵軍を焼き尽くす。
【解説】
カンボジア・クメール帝国のウダヤディティヤヴァルマン2世王に仕えた将軍。
初代ジャヤヴァルマン二世の時代から王に仕える将軍を何人も輩出した名門家の出だという。
ウダディティヤヴァルマン二世が王位について間もなく、地方の王アラヴィンダーラダが
反乱を起こしたが、これをサングラーマ将軍が鎮圧したという。
この地方王の元部下であるカムヴァウ将軍が1065年に乱を起こし、またサングラーマが鎮圧した。
この時の将同士の一騎討ちは、実に物語的に碑文に書き出されている。
インドラ神を称するサングラーマは、カムヴァウの光り輝く弓矢に射られても動じず反撃し、
サングラーマの放ったアグニ神の矢の如き三矢は、カムヴァウの頭・首・胸を同時に貫いたという。
後に起きた東部で三度目の反乱も、やはりサングラーマが鎮圧する役目を負った。
王の在世は内乱などの混乱の連続であったが、サングラーマはそんな時代にあって
よく王に仕え、比類なき武功を挙げた英雄であった。
サングラーマは敬虔な信徒であったようで、王から賜った莫大な論功行賞金を
寺や祠の建立に尽くすために寄進したと碑文に残されている。
【コメント】
王以外では多分クメール王朝最大の英雄。
適正クラスはアーチャー。
最終更新:2020年03月25日 21:29