【元ネタ】カンボジア王朝年代記
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ケート・メアリア
【性別】男性
【身長・体重】165m・56kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷C 魔力A 幸運A+ 宝具A-
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
神性:B
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
雷霆神
インドラの息子である。
授かりの英雄:A
生まれついて誰もに愛され、その時々で必要なものを与えられた英雄であることを示すスキル。
呪いのように積極的な原因がない限り、セイバーが何かに不足するということはない。
紅顔の美少年:C
人を惹き付ける美少年としての性質。男女を問わずに対しては魅了の魔術的効果として働くが、
抵抗の意思があれば軽減出来る。対魔力スキルで完全回避が可能。
【宝具】
『幻想に兆す王輝の剣(プリヤカーン・マガヴァーン)』
ランク:A- 種別:対軍宝具 レンジ:2~40 最大捕捉:100人
父である雷神インドラによりもたらされた神造の王剣。
自身の血に宿る雷神の力を喚起し、剣を通じて雷光を放つ。
インドラ神の呪文により、雷撃の刃は範囲内にいる者全てに向かうが、
その場合の威力は細分化されてしまう。
……史実に存在した、王剣の所有者たるクメール王たちにはこの宝具は無効となる。
【解説】
カンボジアの王朝年代記に語られる伝説的な王。名は「光る花の輪」を意味する。
竜王の祝福を受けて生まれたトン王と妃である竜姫との間の子だが、
雷神が与えた光る石から生まれた存在であり、そのためインドラ神の子、化身と言われる。
6歳になったケートはインドラ神に連れられて天界に昇り、
そこで目にした天宮が欲しくなり、工芸神ヴィシュヴァカルマンに建ててもらうことにした。
またインドラ神が神に命じて、吉と凶とあらゆる前兆を封じた聖剣を作らせ、ケートはこれを授かった。
父王トンが亡くなると、ケートは5つの王位象徴物とナーラーヤナ神像と聖剣を持ち、王位を継いだ。
インドラ神は聖剣に呪文を込め、十方角の敵に意のままに勝てるようにした。
この聖剣は以後の王たちに受け継がれていった。
ケートの統治下は皆が幸福であり、中国とも友好を結び、カンボジアは強国となった。
ケートは踊り子に呪術をかけられて一時的に狂気に陥ったこともあったが、
インドラ神の使いに正気に戻して貰うという出来事もあった。ケートは388歳で没したとされる。
カンボジアの王朝年代記は、序盤の内容の殆どが架空の伝説であることが判明しており、
王朝年代記に記される都城・寺院・聖剣などの由来も、史実とはまるで異なっている。
クメール帝国が終焉してからカンボジア人たちは自らの歴史を忘れてしまったため、
その空白を埋めるために各地の民間伝承を年代記に採用したためだと思われる。
ケートもその中の架空の王の1人である。
民間伝承版でも、ケートはインドラ神を由来に持ち、
都城や聖剣の誕生に携わった王の役目を仮託されている。
【コメント】
適正クラスはセイバーとバーサーカー。
最終更新:2020年03月25日 21:32