【元ネタ】カンボジア伝承
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】クレアン・ムアン
【性別】男性
【身長・体重】181m・70kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【固有スキル】
死を纏う者:A
周囲に災厄を振りまき、死をもたらす存在としてのスキル。
ランサーは自国民にとっては救国の英雄だが、敵対者から見れば恐るべき死の使徒である。
死病をもたらす魔霊を常に纏い、外装としている。
【宝具】
『集え、我らが呪わしき愛国の士(トアプ・クマオチ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
ランサーが扱う槍の穂先に自らの血を吸わせることで霊軍を召喚する。
吸わせる血液量が多ければ多いほど呼び出せる霊の数は増え、
ランサーが命を保てない程に血量を使用したならば、まさしく必殺の威力となる。
『喰らうがいい、我が死病の槍刃(ネアク・ター・クレアン・ムアン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人
召喚した霊軍を穂先に凝縮して攻撃する対人奥義。
その穂先には英霊すらも死に至らしめる、治癒不能の死病の黴菌が宿る。
霊の数が多ければ多いほど当然威力は向上する。
【解説】
カンボジア伝承とそれに基づく王朝年代記に登場する英雄。
オクニャ・クレアン・ムアン。あるいはネアク・ター・クレアン・ムアン。
16世紀、シャムの軍事圧力によりクメール王はアンコールを明け渡しており、
ムアンはその頃、シャム軍と戦っていた将軍と言われる。
クメール軍が破れると、ムアンは槍を植えた井戸に身を投げて自害して冥界へ行き、幽霊の軍団を招集した。
死せる兵の軍勢はシャム軍をコレラに罹らせ、打ち負かしたという。
ムアンは死後、カンボジアの土地神/精霊(ネアク・ター)になったという。
あくまで伝承上の存在で史上の人物ではないが、カンボジアの愛国的英雄として認識されており、
強力な土地の守護者でもある。
ムアンに祈ると、宿敵シャム軍には何度も病気が流行ったという。
年代記VJ版では東岸の反逆徒コーンと戦い、リエチエ王を助けたことになっている。
【コメント】
適正クラスはランサーのみ。
最終更新:2020年03月25日 21:34