【元ネタ】史実
【CLASS】ルーラー
【マスター】
【真名】包拯 希仁
【性別】男性
【身長・体重】175cm・71kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A
セイバー級の
対魔力を保有する。
真名看破:-
スキル:閻魔の文帖と引き換えにこのスキルは消滅している。
神明裁決:A
ルーラーとしての最高特権。
聖杯戦争に参加した全サーヴァントに二回令呪を行使することができる。
他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。
【固有スキル】
秋霜烈日:A
あらゆる悪徳を許さぬ峻厳さを示すスキル。
対象が持つ不義・不徳の罪に応じて即死耐性を低下させる。
対粛清ACを打ち破る効果もある。
閻魔の文帖:EX
死者の生前の名前や行動を記しておくという帳簿。
霊的存在(英霊含む)と相対する時、相手の名前と生前の行動を完全に把握できる。
英霊に対して使用する場合、Aランク相当の真名看破および
人間観察スキルと同等の効果を発揮する。
境界にて:B
「昼は陽界を裁き、夜は冥界を裁く」という京劇の演目から。
昼夜、死生の境を渡って裁きを下してきた包拯は、死に慣れ、同化しているため、即死耐性と恐怖耐性を獲得している。
また、包拯の攻撃はすべて低確率の即死判定が発生する。
神性:B
閻魔大王と同一視され、また通俗小説において星主と見做された包拯は高ランクの神性を有する。
【宝具】
『青天三铡刀(みかづきのさばき)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
人々が包拯に求める正しい裁きが具現化した宝具。
『铡刀』とは古代中国で斬首、腰斬に使用された刑具で、巨大な押し切りでテコの原理で人体を切断するもの。
包拯は三種類の『铡刀』が保有しており、王族皇族、官吏家臣、土豪平民の三つに用いる『铡刀』が分かれている。
それぞれに適した『铡刀』を用いることで、対象を罪業に応じた強度で拘束し、斬刑に処することができる。
『三侠五義(さんきょうごぎ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人(自身)
通俗小説において包拯を助けた侠客達の力を借り受ける宝具。
彼らは幻霊であるため英霊としての実体化は不可能だが、
包拯は彼らの幻霊と疑似的に融合を果たすことで、その能力を自在に操ることができる。
ただし、一度に融合できる幻霊は一体までであり、複数の幻霊と同時に合体することはできない。
【解説】
中国・北宋の政治家。字は希仁。諡は孝粛。
包公、包待制、包青天とも呼ばれ、清廉かつ厳格な人柄から庶民に慕われた。
後世、様々な伝説を付加され、閻魔大王とも同一視される。
学業と孝行で名を馳せ、順調に出身を重ねる。
数多くの職を経ていたが、特に開封府に務めていた頃の評判が有名で
宮中の貴族や宦官といった権力者を恐れず、賄賂を摘発したので恐れられたという。
このことから「関節(賄賂)到らず、閻魔包公有り」と謳われ、子供にまでその名を知られるほど人気があった。
政府高官となった後も質素な生活を続け、賄賂を受け取らないなど、清廉潔白な清官として過ごした。
没後、庶民からの人気は崇拝へと転じ、様々な伝説が形成され、広く語り伝えられるようになった。
伝説中の包拯は、公平に法を司り、どのような悪人にも立ち向かい、計略と機知に長ける名裁判官として描かれる。
生前の事績と人柄から冥界の役所を司っているともされ、道教信仰においては閻魔大王とも同一視された。
京劇において、包拯は黒い顔で額に三日月の傷を持った姿で描かれる。
これは罪に対して秋霜烈日であることを象徴するアイコンであるという。
最終更新:2020年03月25日 21:36