アッバッカ・チョータ

【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】アッバッカ・チョータ
【性別】女性
【身長・体重】164cm・51kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間は現界可能。

【固有スキル】
カラリパヤット:B+
 古代インド武術。力、才覚のみに頼らない、合理的な思想に基づく武術を習得している。
 特に剣術と弓術に長ける。

不屈の意志:B
 あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意思。
 肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。ただし、幻影のように他者を誘導させるような攻撃には耐性を保たない。

仕切り直し:B
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を初期状態へと戻し、技の条件を初期値に戻す。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

【宝具】
『無怖の三女王(アブハヤ・ラニ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:3人
 いくつかの伝承で彼女と共に戦った二人の等しく勇敢な娘がいたとされるも、
 多くの伝承でその活躍はアッバッカ自身のものに帰せられる事から得た宝具。
 自身がダイス判定を行う際、判定を三回行い、好きな出目を結果として採用できる。
 真名を開放することで上述の効力を失う代わりに、自身と同じ能力を持つ分身を2体生み出すことができる。

【Weapon】
『アグニヴァーナ(火矢)』

【解説】
 16世紀の南インド、チョータ王朝の女王。ラニ・アッバッカとも呼ばれる。
 ポルトガルと40年以上に渡って戦い続け、Abhaya Rani(大胆不敵な女王)の異名を取った。
 植民地支配と戦った最古のインド人の一人。

 チョータ王朝は母系継承であり、そのことから叔父から王の地位を引き継ぐ。
 アッバッカは幼少期から優れた人物で、弓術と剣術、軍事学と用兵において彼女に匹敵する者はいなかったという。

 やがて対ポルトガルの為にバンガ朝の王ラクシュマッパ・アラサと婚姻同盟を結ぶが、程なくして結婚生活は破綻し、離婚。
 帰国したアッバッカは、女王として国を統率し、
 また、信仰の違いを乗り越えて他勢力と同盟を結んで、ポルトガルに対抗した。
 特に湾岸都市マンガロールでのポルトガルの暴行と殺戮は、対ポルトガル同盟の結びつきをより一層強固なものとし、
 アッバッカは粘り強くポルトガルの侵攻に抵抗した。

 一度はポルトガル軍に王宮を奪われるものの、すぐに夜襲を仕掛けてこれを奪還。
 ポルトガルの攻勢が強まろうともアッバッカは諦めずに戦い続けたが、
 かつての夫ラクシュマッパ王がポルトガル側について参戦。
 衆寡敵せず、捕らえられた。

 アッバッカはなおも諦めず刑務所の中で反乱を起こしたが、討ち死にした。
 その生涯は伝説となり、彼女の名に因んで命名された賞や空港、軍艦が存在する。
 また、ウラルやバンガロールには、彼女の銅像が立てられているという。
最終更新:2020年03月26日 22:19