【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ベアグノズ
【性別】男性
【身長・体重】不定
【属性】不定・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B+
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
ルーン:C~A
「剣の銘は銘文を刻んだルーン職人の名前である」という可能性から所持するスキル。
北欧の魔術刻印・ルーンの所持。
剣自体にルーン文字が刻まれているため、他のスキルと違い最低でもCランクのものを必ず所持する。
武具作成:B
「剣の銘は剣を鍛えた鍛冶師の名前である」という可能性から所持するスキル。
刀剣などの武具を作成することができる。
武具譲渡:B
「剣の銘は剣を持ち主に贈った者の名前である」という可能性から所持するスキル。
武器に宝具と同じ「ベアグノズ」の名を刻むことで、宝具と同じ効果を持たせ、他人に与えることができる。
【宝具】
『たった一振の英雄碑(テムズ・スクラマサクス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
テムズ川より出土した、刀身に28字のルーン文字と「ベアグノズ」という名前の刻まれた剣。
28という多数のルーン文字は剣自体を保護する効果と、身体強化によって上記のステータスを持ち主に与える効果を持つ。
「ベアグノズ」の銘は、ルーン文字の魔術的な力により、この剣を振るう者に剣士ベアグノズとしての性質を付与する。
ただしベアグノズはその名前以外ほとんど正体不明の人物であるため、持ち主の性質に合わせてその能力は変化する。
そのため上記のステータスは基本形でしかなく、ある程度上下し、保有スキルのランクも有無も一定ではない。
【Weapon】
「スクラマサクス」
宝具である片刃のナイフ。全長72.1cm、幅38.7mm。
ルーンの魔力を得た「ベアグノズ」の名前が、持ち主を疑似サーヴァント・ベアグノズに固定する働きをしている。
そのため剣のルーンを消されると弱い霊基が限界を保てずたちまち憑依は解けてしまう。
【解説】
1857年にテムズ川で10世紀のアングロ・サクソン人の片刃のナイフ(サクス)が発見された。
その刀身には28文字のアングロ・サクソン・ルーンと、同じルーン文字で「ベアグノズ」という名前が刻まれていた。
アングロ・サクソン「フソルク」の28文字の全てのルーンが刻まれているという点で非常に希少な例で、大英博物館に所蔵されている。
「ベアグノズ」の名はおそらくは持ち主の名前と見られているが真相ははっきりとせず、制作者の名前という説も考えられている。
「ベアグノズ」は名前以外は何もわからず、剣士であったかどうかすら不明の人物であるため英霊ではないが、
800年の時を経て現存していることによる実在性と、何より魔術的な力を持つルーン文字によりその名が刻まれたことで幻霊として存在している。
英霊ではないため肉体は無く、マスターに憑依し、宝具であるサクスの所有者となったマスターを「ベアグノズ」とすることで現界する。
ベアグノズは正体が不明であるため、マスターの性質によっては戦士ではなく鍛冶師や
ルーン魔術師、あるいは同じベアグノズを量産する者にもなり、能力は一定しない。
800年を耐えたこととルーンの加護ゆえか魔力や幸運は高めであるようだ。
またベアグノズが男性名であること、剣が素晴らしい品で魔剣でないことから善属性の男性という方向性は固まっており、そこから外れすぎているマスターには召喚されない。
最終更新:2020年03月26日 22:22