【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】羊祜 叔子
【性別】男性
【身長・体重】173cm・68kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運B+ 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の
対魔力。
【固有スキル】
カリスマ:C+
軍を統一する為の指揮能力や本人の持つ魅力などを統合したスキル。
領民のみならず敵兵からさえ敬慕されるほどの人望を持つ。
憑依新生:EX
前世の記憶を持って生まれた伝承の保有者が得るスキル。
致命傷を受けた瞬間、低確率で近辺に存在する人間に憑依・融合し、疑似サーヴァントとして新生する。
大抵の場合はマスターと融合することとなるが、敵側のマスターと融合することもある。
友誼の証明:C
敵対サーヴァントが
精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことができる。
聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。
【宝具】
『堕氷涙碑(なみだはこおり、じんとくをたたう)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:100人
彼の死を嘆く人々の涙が氷となったという逸話から宝具化した碑文。
真名を開放することで生前彼のために哭した者達の涙が氷となって周囲に吹雪き、ダメージを与える。
また、氷によるダメージを受けた者は哭した者達の悲しみを共有してしまい、羊祜を害する行動に不利な補正が与えられるようになる。
【Weapon】
『矛』
【解説】
三国時代、魏、晋の武将。
顔回に擬えられるほど徳に優れた人物で、敵将陸抗には「楽毅や諸葛亮でも(人徳の点では)羊祜に及ばない」と言わしめた。
5歳の時、前世で持っていた玩具を探し出したという伝承が残る。
長じて後、その器量と人格によって頭角を現し、夏侯覇の娘を娶った。
夏侯覇が蜀に亡命すると親族の多くは夏侯覇の一族に絶縁状を叩きつけたが、羊祜は妻を慰め、離縁することはなかったという。
先見の明にも優れ、曹爽政権からの招聘を断り、後難を逃れる事に成功している。
曹爽が失脚、処刑され成立した司馬氏政権の下では、もっぱら控えめな態度を取っていたという。
司馬炎の命で荊州に赴任すると、その才幹を遺憾なく発揮。
法規を遵守する優れた民政によって人心を集め「十年之績」と呼ばれるまでの蓄えを確保し、敵国からも官民問わず多くの亡命者を受け入れた。
武略の点では呉の名将陸抗に一歩及ばなかったが、それでも良将と呼んで差し支えない力量であり、
敵国にまで響き渡る声望と優れた防衛戦略によって、膠着状態を築いた。
また、陸抗とは互いに敵味方の関係を超えた親交があり、
情宜によって手心は加えない一方、互いの贈り物を疑わずに受け入れた。
この事から羊陸之交という言葉が生まれている。
陸抗が没し呉の衰勢が覆らないものとなると、満を持して呉討伐の準備を始め、水軍を整備し始める。
これに司馬炎は乗り気になっていたもの、中央で行われた朝議において猛反対に合い、討伐計画は頓挫した。
羊祜は「今をおいていつ実行するのだ」と慨嘆したという。
程なくして杜預を後任に推挙して病没。
清廉な人柄から晋の人々のみならず呉の前線の将兵までも彼のために涙したという。
その後、杜預は羊祜の戦略を受け継いで呉を滅亡させた。
最終更新:2020年03月26日 22:24