【元ネタ】
アーサー王伝説
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ランサー
【性別】男性
【身長・体重】175cm・77kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運E 宝具E
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。無効化はできず、ダメージ数値を多少削減する。
【保有スキル】
偽装召喚:-
該当条件を全く満たしていない役割(クラス)に真名だけで繋がり、
生前とはかけ離れた槍兵クラスの基本能力を持って現界している。
降って湧いた力を使いこなすようなセンスは無く、持て余し気味。
無実の武芸:-
本人と親しい者達だけが信じていた武具の技量。
味方からは剣、槍、騎乗のランクが実際のものより二段階高く見える。
真名が明らかになるとこの効果は消滅するが、
真名をクラス名と思われているうちは維持される。
騎乗:C
正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。
自己暗示:D
自らを対象とした暗示。
精神に働きかける魔術・スキル・宝具の効果に対して防御効果を持つ。
Dランク程度では自惚れを事実に変える事はできない。
【宝具】
『呼び起こす嘆きの一撃(クゥ・ドゥルル)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:制限なし 最大捕捉:1人
殺害された時、殺害者の幸運値を消滅させる。
【Weapon】
馬上槍と恋人が自害した剣
【解説】
アーサーに仕える騎士の一人、アイルランド王の息子ランサー(ランソール)卿。
自惚れ屋で嫉妬深い、身の程知らずの騎士で
生きている間は何の役にも立たなかったが、死ぬと皆が迷惑した。
ランサーは自分こそがアーサー王宮廷で最も優れた騎士だと思っていた。ところが
『働きでも行いでもとりわけ優れ、悪事にも逆心にも縁が無く裏切る事も無く、
父方からも母方からも高貴な血筋を受けた有徳の騎士にしか鞘から抜けない』剣を
自分が抜けず、しかしベイリン卿が容易く抜き放った事で彼を激しく憎む。
湖の貴婦人を殺した事で追放されたベイリンを王許可のもとランサーは追って挑むが、
当人の自惚れとは程遠い実力しか持たぬ彼は一撃でいともあっさり殺されてしまった。
ランサーの恋人は彼の死を悲しんで自害し、マーリンはこれをベイリンの罪と断じて
「彼女を死なせた咎で君は『嘆きの一撃』を放つ事になる」と理不尽な事を告げる。
「そうは言うが、自分も助けたかったのに間に合わなかったのだ」と弁明する彼に
「君はそんなにノロマではないから、間に合わなかったのは罪だ」と返すのだ。
ベイリンが出会った小人はランサーを「この世で最も勇敢な騎士に数えられる者」
「この騎士の血縁が、貴方を殺すまで地の果てまでも貴方を追いかける」と語るが
どう見ても立派な様子は欠片も無かったし、追手も一人として登場する事が無かった。
ベイリンも追手なぞ全く気にしておらず、王の不興を買った事だけを悲しみ続ける。
最終更新:2020年03月28日 20:44