【元ネタ】アイルランドの民間伝承
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】リー・バン
【性別】女性
【身長・体重】151cm・42kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:D
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
【固有スキル】
神性:B
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
女神エーティンの娘である。
魅了:D
異性を惹きつける見目の美しさ。
リー・バンと対峙した男性は彼女に対し、強烈な恋愛感情を懐く。
相手の心理状態や感情によっては抵抗できる。
水棲:B
水の抵抗を受けずに活動できる。
水中・水上にいる間、魔力を除く全てのステータスがワンランクアップする。
現在は『自己封印・遊泳鮭尾』の効果によって失われている。
【宝具】
『自己封印・遊泳鮭尾(ブレーカー・ムイルゲン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
鮭の尾と化した下半身を封印するための宝具。
この宝具を使用している間、『水棲』のスキルを失い、
敏捷のランクが2ランクダウンし、英霊としての気配が消失する。
水の中に入ると強制的に解除され、水から上がると再び効果が発動する。
『乙女の救避(サン・リー・バン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
天使が遣わした二頭の雄牛。
この宝具は『離脱』と『逃走』に特化している。
リー・バンが危機に陥ると、周囲に漂っている魔力を使用して現界し、
リー・バンを拾い上げてその場から離脱する。
雄牛は強靭な装甲と、Bランク相当の『対魔力』を有しており、
一体がリー・バンを離脱させ、もう一体がその場で足止めする。
雄牛はリー・バンが安全な場所まで退避すると同時に消滅する。
【解説】
リー・バンは生まれつきの人魚ではなく、フィルボルグの王であるオーヒジと、アイルランドで最も美しいと称されたダーナ神族のエーティンとの間に生まれた女の子だったといわれている。普通なら王女として何不自由なく暮らせる身分である。
彼女らが住んでいた地域には、人々を癒す聖なる泉があり、これを使う者は3人の従者を用意し、使用後には蓋をしなければならないなどの作法があったのだが、これを破った人物がいたせいで、泉から大量の水があふれ出し大きな湖ができてしまったのだ。この水害にリー・バンは家族もろとも飲み込まれてしまった。家族はみな溺死してしまい、リー・バンとその愛犬だけは水中の洞窟に辿り着いて一命をとりとめた。
洞窟での暮らしが1年ほど経過したころ、リー・バンは魚達と一緒に泳ぐ生活を望み、魚になりたいと神に祈った。すると神はその願いを半分だけ聞き入れ、上半身は美しい少女のまま、下半身は鮭という姿へ変身させたのだ。ちなみに、愛犬はカワウソに姿を変え、以後は自在に水中での生活を楽しんだという。
それから300年以上が経過したある日、リー・バンが泳いでいると、近くを聖コムガル司教の部下であるベオークが通りかかった。リー・バンはベオークに向かって「オーラルヴァの入り江で自分を水中から引き上げてほしい」と頼んだ。こうして彼女は再び地上へと上がったが、欲に目がくらんだ人間達は、リー・バンの所有権を巡って争いを始めてしまった。すると天使が降臨し、二頭の雄牛にリー・バンを乗せ、それが行き着いた場所をリー・バンの安住の地にするようにと話した。雄牛はベオークの教会へと足を進め、そこがリー・バンの留まるべき場所となった。
なお最終的にリー・バンは、聖コムガルによってムイルゲンという洗礼名をもらい、今すぐ天国へ行くか、それとも水中と同様に地上でも300年生きてから天国へ行くか、を選択することになり、前者を選択したらしい。さらに彼女は聖処女の一人に加えられ、ベオークの教会ではリー・バンに願うことでさまざまな恩恵が得られたという。
最終更新:2016年09月23日 13:24