【元ネタ】ベーオウルフ
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ウィーラーフ
【性別】男性
【身長・体重】187cm・83kg
【属性】秩序・狂
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:B
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
【固有スキル】
勇猛:C
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
火除けの加護:A
ベーオウルフより与えられた、竜の炎を防いだという盾が加護化したもの。
火属性の攻撃を無効化する。
【宝具】
『屈せぬ忠義(フォー・ベーオウルフ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
主君であるベーオウルフより、遺言と共に受け取った武具一式。
ベーオウルフが竜を退治した際、竜の返り血を浴びたことによって、
竜による呪いが武具全体に染み込んでおり、竜種と同等の防御力を持ちえている。
それによって、Bランク以下の物理攻撃を無効化し、Bランク相当の『
対魔力』を持つ。
さらに、竜種の力を全て攻撃に回すことで、Bランク以下の防御を一方的に貫通することができる。
この竜種の呪いは、常にウィーラーフを侵し続けており、
毎ターンごとに、抗毒判定を行い、この判定に失敗すると、
竜の毒が全身を浸食し、ウィーラーフは消滅する。
【Weapon】
『無銘・剣』
ウィーラーフの父ウィフスターンがエーアンムンドを殺し奪った古剣。
巨人の技術により鍛え上げられ、竜種の防御を容易く貫くほどの力を持つ。
【解説】
ベーオウルフの忠臣。
ベーオウルフの一族の最後の一人。
あるとき、主君に罰を受けて逃亡中だった男が竜の巣に侵入し宝を奪ってしまう。
そのことに怒り狂った竜の吐く息は国中を混乱に陥れ、王宮までも焼き尽くす。
ベーオウルフは炎を防ぐ鉄の盾を造らせ、ただ1人で戦いに赴こうと決意する。
しかし50年という歳月は彼の体からかつての力を奪っており、部下たちは、みな逃げてしまった。
ただ1人、ウィーラーフだけは、主君の苦しむのを見て加勢に加わる。
ベーオウルフは自らの盾でウィーラーフを庇い、竜に名剣ネグリングを突き立てるが、その剣は真っ二つに折れてしまい、彼は竜の渾身の一撃で首に致命傷を負う。
武器を失ったベーオウルフは、なおも力を振り絞り、焔の中、素手で竜を締め上げ、ウィーラーフが竜を切り裂くことに成功する。しかしベーオウルフの体内には竜の毒が回っており、身動きすることが出来なくなっていた。死が間近に迫った事を知った彼は、ウィーラーフに、竜の宝を確認するよう告げる。
ウィーラーフは宝の一部を持って大急ぎでベーオウルフのもとに報告に戻るが、彼はもはや死にかけていた。ベーオウルフは、民が多くの宝を手に入れたことを喜び、自分の死体は火葬して岬に埋葬して欲しい、と遺言し、自らの武具をウィーラーフに与える。
目の前で王を失ったウィーラーフの悲しみは深かった。
ウィーラーフは、人々に王の遺言を告げ、宝を運び出し、葬儀の準備をするようにと指示する。
竜の死体は海に投げ込まれ、ベーオウルフの遺体は、ロネスネス(鯨岬)へと運ばれ、火葬される。そこには、海の上ならどこからでも見えるほどの小高い塚が築かれ、黄金が共に埋葬された。
最終更新:2016年09月23日 13:28