ハルダン

【元ネタ】ゲスタ・ダノールム
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ハルダン
【性別】男性
【身長・体重】183cm・71kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせる。

【固有スキル】
心眼(真):C
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
 逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

勇猛:C
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を半減させる能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

【宝具】
『未だ足りぬ戦功(ブラジオン・ガーディアン)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1個
 選りすぐりの戦士たち十二人を、樫の棍棒だけで殺した逸話の具現。
 ハルダンが手にしたものは、Eランク相当の宝具として扱われる。
 元からそれ以上のランクの宝具である場合は、従来のランクのままとする。
 ただし、所有権を奪うものではない為、他者の宝具を自身の宝具として扱う事はできない。

『停め滞む隠守の二剣(リュシング/フィティング)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:2人
 ノルマン王レグナルドからハルダンに受け継がれた、二振りの名剣。
 ハルダンが指定する任意の時点を“正常”と定義し、そこからのあらゆる変化を元に戻す能力を持つ。
 人間を含む動植物の病気や老化、非生物の経年劣化、さらには魔術などの契約関係の変化までも含める。
 ただし、時間が経ち過ぎているもの、死や破壊などあまりに重大な変化などには干渉できず、
 また、ハルダン自身がそのものの“正常”時の状態を知っている必要がある。
 能力による干渉は刃で触れる必要があり、契約関係など無形のものに干渉する場合は真名解放が必要である。
 この能力は「停め滞む隠守の二剣」自身に最も強く作用しており、いかなる魔術であってもこの宝具の強化や劣化は不可能。
 また、これらの能力を発揮するには、二振りが揃っている必要がある。

【解説】
 ゲスタ・ダノールム(デンマーク人の事績)に登場する英雄。
 ハルダンが生まれる以前のデンマークは、幾度も繰り返される戦争によって荒廃し、王家の血を引く者もほとんど残っていなかった。
 一方、スウェーデン人グンナルは敵対していた国家ヤーテルに攻め入り、ヤーテルの王女ドロータを無理やり妻とした。
 これに憤ったスコーネ総督ボルガルはグンナルを殺し、ドロータと結婚する。この二人の間に生まれた男子がハルダンである。
 後に、ボルガルはロシアのヴァイキングとの戦いで相討ちとなって戦死し、ハルダンもその戦いで重傷を負い、特に口に受けた傷は残り続けた。
 成長したハルダンは、デンマークの王家の血を引く数少ない生き残りであるグリータに求婚するが、身分の低い血を引いている事と醜い口の傷を理由として断られてしまう。
 ハルダンはこの二つの汚点を拭い去る程の武勲を立ててみせると言い、自分が戻るか死ぬかまでは誰とも結婚しないよう懇願する。
 グリータの警護を担う十二人の戦士団は、かつて兄弟を殺されていた恨みから、去っていくハルダンに復讐しようと追いかけるが、返り討ちにあう。
 この武勲に満足しなかったハルダンはスウェーデンとロシアが戦争している事を知るとロシア側で参戦し、スウェーデン王の臣下ヒルディゲルへの一騎打ちを挑む。
 しかし、実はヒルディゲルはグンナルとドロータの息子、すなわちハルダンにとって異父兄であった。
 ハルダンが自身の弟である事を知っているヒルディゲルは決闘を回避しようとするが、ヒルディゲルの代理の戦士すべてをハルダンが殺してしまった為、戦わざるを得なくなってしまう。
 戦いの結果はハルダンの勝利に終わり、ヒルディゲルは自分が兄である事を明かしてから死んだ。
 ところが、デンマークでは「ハルダンがヒルディゲルによって殺された」という誤った噂が広まっており、グリータもサクソニアの貴族シーヴァルと結婚させられそうになっていた。
 ハルダンとの約束を守る為、グリータは「分裂しているデンマークの再統一」という無理な命題を結婚の条件とするが、シーヴァルは後見人を買収して結婚を認めさせる。
 急ぎデンマークに帰国したハルダンはシーヴァルを刺し殺し、グリータもまた武勲輝く英雄となって帰ってきたハルダンとの結婚を了承した。
最終更新:2016年09月23日 13:28