【元ネタ】平家物語
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】那須与一(なす の よいち)
【性別】男性
【身長・体重】155cm・51kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久E 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。
【固有スキル】
千里眼:C
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
さらに高いランクでは、透視・未来視さえ可能とする。
透化:C
精神面への干渉を無効化する精神防御。
暗殺者ではないので、アサシン能力「
気配遮断」を使えないが、
武芸者の無想の域としての気配遮断を行うことができる。
【宝具】
『真扇一箭(しんおういっせん)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:5~60 最大捕捉:1人
波間に揺れる船に立てられた扇を射落とした逸話の具現。
与一が弓を構え、矢を引き絞ることによって、
目標地点と矢との間に、僅かに次元のずれた空間を通したパスを繋げる。
射った矢は、パスを通じて飛翔するため、目標までの道筋に存在する、
あらゆる障害や防御に干渉されることなく、目標に命中する。
この宝具は、発動するまでに大いに集中力を要するため、連射することはできない。
【Weapon】
『無銘・弓』
与一が愛用した弓矢。
船上の扇を射る際にも使用した。
【解説】
寿永4年(1185年)2月、讃岐屋島へ逃れた平家を追って、義経は海路阿波に上陸、陸路屋島に迫り、背後から平家を急襲した。
驚いた平家軍は、船に乗って海へ逃げたが、源氏軍が案外少数と知って応戦し激しい攻防が繰り返された。
日が暮れて両軍が兵を引きかけている時、沖の平家軍から年若い美女を乗せた小舟が一艘漕ぎ寄せてきた。
美女は、紅地に金の日輪が描かれた扇を竿の先にはさんで船べりに立て、陸の源氏に向かって手招きをしている。
これを見た、義経は、弓の名手・那須与一宗高に扇を射抜くよう命令した。
与一は、馬を海に乗り入れたが、扇の的までは、まだ40間余り(約70メートル)もあり、しかも北風が激しく吹いて扇の的は小舟と共に揺れている。
「南無八幡」と心に念じた与一が渾身の力で鏑矢を放つと、矢はうなりを立てて飛び放たれ見事に扇の要近くに命中。扇は空へ舞い上がり、ひらひらと海へ落ちた。
この様子を固唾を飲んで見守っていた源平両軍は、どっと歓声を上げて与一を褒め讃えたのであった。
最終更新:2016年09月23日 13:31