【元ネタ】リンドヴルム王子
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】リンドヴルム
【性別】男性
【身長・体重】765cm・622kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:C
幸運と魔力を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
言語能力を失い、複雑な思考ができなくなる。
【固有スキル】
自己改造:B
自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
女性を捕食することでその血肉を魔力へ変換し、鱗の強度を増す。
怪力:B
一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
魅了:D
異性を惹きつける見目の美しさ。
リンドブルムと対峙した女性は彼に対し、強烈な恋愛感情を懐く。
相手の心理状態や感情によっては抵抗できる。
ただし現在は宝具により竜化している為、能力を発揮できない。
【宝具】
『醜翼暴竜(リンドヴルム)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
竜種の魔力を秘めた赤い薔薇。
薔薇を食すことで、薔薇に込められた竜種の魔力が、血液に混じって全身に浸透し、
リンドヴルムの肉体を、翼を持つ竜種のものへと作り変える。
変身を終えた竜の姿は、全身が鱗に覆われており、膨大な魔力が込められた鱗は、
並の攻撃では貫くことができず、僅かな傷であれば瞬時に回復する。
体内で魔力を電撃へと変換し、口から放出することで、
Aランクの魔術に匹敵する、雷撃のブレスを吐き出すことができる。
現在は狂化しているため、常に竜化している。
【解説】
子宝に恵まれない王妃が、魔女に助けを求めたのが発端だった。
「娘が欲しければ白いバラを。息子が欲しければ赤いバラを食べよ。しかし二輪を食べてはならない」
王妃は娘が欲しかったので白いバラを食べたが、余りにもバラが美味であった為、忠告を無視して赤いバラも食べてしまった。
するとしばらくして身篭ったのは美しい女の子と、そして醜い竜であった。
リンドブルムと名付けられたこの竜は、誰にも愛される事は無く、ある時自分が子である事を認めて欲しいと涙ながらに王に懇願した。
しかしそれでも子供だと認めぬ王に激怒した竜は「ならば数日以内に私に妻を捜せ。出来ない場合、父上を食い殺す」と宣言した。
慌てた王は自分の国から少女を選んではリンドブルムに差し出したが、選ばれた王女達は誰もリンドブルムを愛さなかった為
彼は翌朝には自分の新しい妻を食わねばならず、それを幾日も続けなければならなかった。
王子が竜である事が知れ渡り、誰も娘を差し出さなくなった為、王は国の外れの美しい羊飼いの娘を王女とし呼び出した。
彼女は自分も食われてしまうのだと覚悟していたが、城へ向かう道中に魔女と出逢った事で救われる。
魔女の忠告どおり桶一杯のミルク、亜麻布、七本の枝を持ってリンドブルムの部屋を訪れた羊飼いの娘は、
まず「脱げよ皮」と七度唱え、七本の枝でリンドブルムの体を叩き、ミルクの桶に浸し、亜麻布で包んで竜を寝かせた。
すると翌朝にはリンドブルムは美しい王子の姿になっており、こうして羊飼いの娘と共に末永く幸せに暮らしたという。
最終更新:2016年09月23日 13:45