豫譲

【元ネタ】刺客列伝
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】豫譲(よじょう)
【性別】男性
【身長・体重】171cm・66kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。

【固有スキル】
変装:C
 変装の技術。
 Cランクなら、人間であれば親しい者でも騙し通せるレベルで変装できる。
 生前は乞食に化け、主君の敵を討とうとした。

仕切り直し:C
 戦闘から離脱する能力。
 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、
 技の条件を初期値に戻す。

【宝具】
『士為知己者死(しはおのれをしるもののためにしす)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
 襄子の暗殺に失敗した際、その服を切り裂くことで敵討ちを果たしたという逸話の具現。
 豫譲の持つ武器は全て、「代替殺傷」の呪詛を帯び、その武器で対象の所有物を破壊した場合、
 所有物に相手の擬似霊核が投影され、所有者の魂にダメージが刻まれる。
 この宝具は、一つの物に対して一度しか発動することができない。

【Weapon】
『無銘・短刀』
 襄子の衣服を切り裂く際に使用した短刀。

【解説】
晋の智伯に仕えた。晋には六卿が競っており、智伯はその一人であった。予譲は智伯に国士として遇されていた。
ある時、六卿の一人趙襄子は韓・魏と共謀して智伯を滅ぼした。予譲は山中に逃れ、
「『士は己を知る者のために死し、女は己を喜ぶ者のために容づくる』。智伯は真に俺を知る知己であった。俺は智伯のために仇を報いて死に、これを智伯に知らせたら我が魂も恥ずる所はない」
と趙襄子を討つ決意をした。
予譲は変名して壁塗りに身を変え襄子を刺すチャンスをうかがっていたが、襄子に見破られ捕らえられた。周囲の者が予譲を殺そうとすると、
「彼は義人である。智伯が滅んでも旧臣として仇を討とうというのは天下の賢人である」
と言って、襄子は予譲を釈放した。
ある時予譲は乞食に姿を変え襄子に近付こうとしたが、友人に見破られた。
「予譲よ、おまえほどの男なら襄子の臣下にでもなれば事を運びやすいだろう。なぜ、そんな回りくどいことをする?」
予譲は「臣下となりながら君を殺そうとするのは、二心をいだく者である」と言って、これを否定した。
しばらくして、襄子が外出したとき、予譲は橋の下で待ち伏せしていた。しかし、ここでも襄子の胸騒ぎによって予譲は発見され再び捕らえられた。襄子は「なぜ智伯のためにだけこんなに執念深く復讐しようとするのか」と問うた。
「智伯は国士をもって私を遇してくれました。よって私も国士としてこれに報いるのです」
襄子は感嘆した。「予譲よ、おまえが智伯に尽くした名声は全うされた。もう十分だろう。覚悟を決めるがよい」
といって、予譲の復讐に幕を下ろすことを決めた。予譲は、
「『名君は人の美を覆い隠さず、忠臣は名に死するの義がある』といいます。もとより誅に伏しましょう。ただ願わくは、君の衣服を斬って復讐の念をはらしたく思います」
襄子はその義に感じ、衣服を予譲に与えた。予譲は剣を抜き三度これに斬りつけると、「私はこれを地下の智伯に報告しましょう」と言って、そのまま自害して果てた。
最終更新:2016年09月23日 13:57