【元ネタ】日本書紀
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】両面宿儺(りょうめんすくな)
【性別】男性
【身長・体重】311cm・385kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A+ 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:B
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
【固有スキル】
異形:A
前後に二つの頭、二対の腕、二対の脚を持つ。
二対の頭部と二対の手足によって、背後からの攻撃に対して、
前方からの攻撃と変わることなく対応することが可能。
千里眼:D
視力の良さ。遠方の標的の捕捉距離の向上。
分割思考:C-
二つの頭部がそれぞれ独立した思考中枢を持つ。
それぞれの人格によって、身体の半分ずつを制御している。
ただし、一方の人格が表に出ている時、もう一方は休眠しているため、
実質、身体の支配権は一つの人格の元に置かれる。
【宝具】
『双極心英雄躯』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
両面宿儺の融合した二つの身体の内の英雄としての身体。
両面宿儺に対して悪意を向ける者が存在しない状態では、この人格が身体の支配権を得る。
英雄としての肉体は、膨大な戦闘経験を持ち、純粋な戦闘技能として、
Bランクの『心眼(真)』『
対魔力』『合気』スキルを所有している。
人格の変化に伴い、両手に持つ双剣も英雄の属性へと変質し、
刀身内で魔力を増幅し、その魔力を利用して、剣に付属する『切断』の概念を強化する。
それによって、剣自体の切れ味を劇的に増大させる。
現在はクラス能力により狂化している為、英雄と凶賊の精神が混濁して人格を形成している。
『双極心鬼神躯』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
両面宿儺の融合した二つの身体の内の凶賊としての身体。
両面宿儺に対して悪意を向ける者が存在する場合、この人格が身体の支配権を得る。
凶賊としての肉体は、鬼のとしての属性、身体特性を有しておるため、
Bランクの『怪力』『
自己改造』スキルを所有している。
人格の変化に伴い、両手に持つ双剣も凶賊の属性へと変質し、
周囲の怨念を刀身内に取り込むことで、それを呪詛へと変換し、剣に纏わせる。
それによって、剣によって与えた傷は『不治』の呪いによって治癒ができなくなる。
現在はクラス能力により狂化している為、英雄と凶賊の精神が混濁して人格を形成している。
【Weapon】
『無銘・弓』
両面宿儺の力で引いても壊れない強靭な巨大弓。
剣と同様に、表に出ている人格によって射る矢の性質が変化する。
【解説】
「日本書紀」
仁徳天皇65年(5世紀初葉)の条に両面宿儺の戦いが記載され、中央の歴史書に初めて飛騨の名が登場することとなりました。
「飛騨国蜂賀の岩窟より宿儺出現」と伝えられ、秀峰乗鞍岳の麓、丹生川村日面・出羽ケ平の岩窟がその地とされています。
宿儺の姿は異形にして、身の丈一丈、躯は一つにして両面、四手四足、50人力の怪力とされていますが、超越した業と武勇の比喩とも思われます。
宿儺は、飛騨・美濃の各地に残された恩顧の伝説から、神祭りの司祭者として、飛騨から美濃に及ぶ地域を統率し、農耕の指導者としても偉業を成したと考えられています。
今に残る両面宿儺像は、大和朝廷の将、武振熊と戦った荒々しい心を「憤怒」に、民を思う慈愛に満ちた心を「柔和」な顔に刻んだものといわれています。
最終更新:2016年09月23日 22:34