チャクラパット

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】チャクラパット
【性別】男性
【身長・体重】172cm・70kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
法術:D
 神仏の教えに、己の力を上乗せして成立させる仏教系の魔術。
 その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。

転輪聖王:D
 チャクラヴァルティラージャン。
 転輪聖王への適性。時代と功徳相応の適性である。

【宝具】
『宝翼白象(ハッティラタナ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:200人
 “白象王”の異名の由来、7頭の白象。
 チャクラパットの騎乗する白象を“転輪聖王”に侍る象宝と同一視することで、
 白象をインドラ神に翼を奪われる以前の翼持つ象へと先祖がえりさせる。
 この翼を得た白象は聖獣ランクの幻想種として扱われ、相応の速度で空を飛ぶ。

【解説】
 アユタヤ朝第15代王。白象王。第1次ビルマ戦争(1548-1605)で敗北したタイ君主。
 元は僧籍にあったが、先王の死と共に王位に招かれ即位した。
 同年、混乱に乗じて王朝を乗っ取ろうとするビルマ・タウングー朝のバイナウン王と衝突。
 男装して戦争に参加した妃・シースリヨータイが、自ら象を駆り王を庇って死ぬ。
 これはタイでも有名な逸話となっており、シースリヨータイの一生は映画化もされた。
 その後、戦争に備えた象狩りで7頭の白象を得たことから、白象王と呼ばれるようになる。
 しかしビルマが2頭の白象を要求したのを断ったため再度戦端が開かれる。
 結果4頭の白象が奪われ、以後ナレースワン大王の時代に至るまで、タイ王国はビルマの属国となった。

 なお、チャクラパットとは転輪聖王を意味し、中国やヨーロッパの皇帝を表すのにも用いられる言葉。
 ソムデットチャクラパットプラ とは日本の天皇に充てられる称号である。
最終更新:2016年09月24日 12:24