【元ネタ】史実、伝説
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】カメハメハ1世
【性別】男性
【身長・体重】204cm・98kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷D 魔力C 幸運A+ 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【固有スキル】
王殺:-(C)
生前の出自に由来する呪い。
同ランク以下の
カリスマを無効化し、王の属性を持つ者に与えるダメージが向上する。
ただし、現在は失われている。
神々の加護:A
女神ペレによる加護。
危機に瀕した際に神霊レベルの支援行使が行われる。
カリスマ:C
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。
物資調達:B
戦闘を行う前、準備段階で自身の戦力を向上させる才能。
判定に成功した場合、その戦闘の間のみ選択したステータスを1ランクアップさせる事ができる。
【宝具】
『遵守すべき折櫂の法槍(ママラホエ・カナヴィ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人
カメハメハ1世が持つ平和を象徴する槍。非戦闘員の保護を規定した法の具現。
この宝具と打ち合った者に対し、カメハメハ1世が指定した非戦闘員への攻撃の禁止を強要する。
また、この指定された非戦闘員には戦闘への介入禁止が強要される。
この効果を回避するにはMGI(魔力)判定に成功する必要がある。
聖杯戦争において敵サーヴァントからマスターを保護し、一対一の勝負に持ち込む事を容易にする宝具。
『繁栄約す戒律の石手(ナハ・ストーン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
カメハメハ1世が掲げる繁栄を象徴する右手。王の選定を担う巨石を持ち上げた逸話の具現。
任意の判定を行う際に、自らが捧げる代償を宣言する事により発動する。
その判定の達成値に有利なボーナスを得る事ができるが、失敗した場合は宣言した代償が失われる。
代償は魔力や金銭などの他、ステータスの低下や宝具の喪失、生命なども指定できる。
指定した代償が貴重であったり重要なものであればある程、得られるボーナスは大きくなる。
【Weapon】
『無銘・火器』
カメハメハ1世が白人から調達した火器の数々。
マスケット銃のような個人用火器の他、大砲や迫撃砲なども有する。
『無銘・槍』
カメハメハ1世が愛用した数多の槍。宝具とは別物。
粗末な造りとなっており、対サーヴァント戦に用いるには心許ない。
【解説】
ハワイ諸島を統一し、ハワイ王国を建国した初代の王。その功績から大王と称される。
カメハメハの母ケクイアポイワは、彼の妊娠中にしばしば「鮫の目を食べたい」とうわ言を漏らし、カメハメハ誕生の時には空に雷鳴が轟き、彗星がかかったといわれる。
これらの兆しを不吉なものとし、「王を食べてしまう者の誕生」だと神官らは主張し、それを危惧した当時のハワイ王は誕生間もないカメハメハの暗殺命令を出す。
しかし、彼は養父によって匿われて密かに養育され、10歳になったときに嘆願して許されたという。
武術の訓練も受け、逞しい青年に成長したカメハメハは「この石を動かした者はハワイ全島の王となる」と伝えられていたナハ石を動かし、王の血統である事を証明した。
後にハワイ島の権力を掌握したカメハメハは火山の噴火やイギリスからの支援などもあってハワイ諸島を支配下におさめ、国家統一を成し遂げた。
その後は優れた外交手腕によって欧米諸国と友好関係を構築してハワイ王国の独立を堅持し、ハワイの繁栄に貢献した。
また、戦時における非戦闘員の人権を保護を明文化した先駆的な法も制定している。
彼の死後にイタリアで銅像が造られたが、最初に造られたものは輸送中に海に沈んでしまったために二体目が作られた。
しかし、数十年後に沈んだオリジナルの像が引き上げられ(大王像自ら歩いてきたともいわれる)、大王生誕の地に安置された。
最終更新:2016年09月24日 12:43